009中二魔道機械戦士プリティプリベル第四期9話『生ごみの日』
「腐ってないわよ! たけしは『生ごみの日』に生ごみをだしてるんだから!」
「それ当たり前だからな! 偉くないからな!」
「甘いわね糞虫! たけしこと中二魔道騎士プリティプリベルは生ごみを出す大切さ、まで教えてくれるのよ! それが第四期9話『生ごみの日』よ!」
「なんで炎上必死の話の前話、炎上する気満々なんだよ! 確信犯じゃねーか! 反省しろ!」
くそ……めっちゃ内容が気になる俺がいる。
ただの変態アニメだってのに……。
「そのとうりよ! 最初は手羽先の食べ残しをゴミ箱にたけしが捨てるシーンから始まって、様々な理由で捨てられる生ごみたち! ある時は家庭で、あろ時は飲食店で、ある時は公園のゴミ箱、あるとあらゆるところで捨てられる生ごみたち!」
「なるほど、その捨てられた生ごみたちが物語に深く関わってくるんだな」
「何を言うってるの? 生ごみはストーリーに絡んでこないわよ?」
そうくるか……まじでこのアニメどーなってんだ……。
「この話は生ごみがメインなの!」
「でもストーリーに絡まないっていったじゃんお前!」
「全く糞虫は! この回はOPED本編まるまる脈絡もない様々な生ごみを捨てるシーンが延々と続くのよ! ラストの予告まで含めてね!」
「予想外過ぎるわ! そんなアニメあってたまるか! なんで30分生ごみを捨てるシーンを見なきゃいけないんだよ! アニメなんだから事件の一つぐらい起こせ!」
「金緑残念ながら本当よ。意味不明なあれを見た次の週には社会の窓全開の変態回……あれは監督腐女子が嫌いね。腐女子が萌えない演出ばかりだったわ……」
しゅんとした屏風。まじでこいつこんな変態アニメにどんな期待してやがったんだ。
「でも……反響……は……凄ま……じい……です……一晩……で……22ちゃんえる……で……スレッド……が……一晩で……20……以上……たち……まし……た」
「そりゃそうだよ! 生ごみを延々と捨てる映像を見せられたらな! そんなもんただの放送事故じゃねーか!」
「ゲロそのとうりね! 私たちファンはこれから何か起こるはずと信じて見ていたのよ! でもただ生ごみを捨てるだけでなんの事件も起こらずアニメは終了! 生ごみを捨てるシーン計123回、あれは一体何だったのか? これも新たなプリティㇷ゚リベルの大いなる謎ね!」
「その謎こそごみ箱に捨てちまえ! 制作スタッフ狂人の集まりじゃないか!」
「何で知ってるのよ糞虫! 中二魔道機械戦士プリティプリベルの制作スタッフの条件の一つはゲイ、レズ、バイのいずれかであり、削った歯ブラシの柄を体に埋め込んでいる、体に小石が百個以上入る、素肌にレザーを着れば自然と大きくなる、山で雨が降れば全裸になって体を洗う男性に興味がある男性、僧衣を男色の欲望に負けて脱ぎたい男性のいずれを満たさないといけないのよ!」
「ただのマジものの変態集団じゃねーか!
そして後半一時期有名になったどっかの漫画家のネタじゃねーか!」
「ゲロでも、声優陣だけはノーマル限定と決まっているのよ! そっちの方が興奮するんだって!」
「親が変態なら子の変態ぶりも納得だよ!」
「彼らも過酷なアニメゲイ界を生き残るのに必死なのよ! おっと業界だったわね!」
「お前わざと間違えただろ! アニメ業界はノーマルだからな! ノーマルだからな! 大事な事だから二回言いました!」
「彼ら『変態クリエーター集団モロポロリ』だからこそ自由な発想の作品ができるのよ!」
「自分らで変態名乗ってんかよ! ある意味尊敬するわ! なんでもろ出しみたいになってんだよ! 訴えられるぞ!」
「糞虫心配しすぎよ! 他のアニメ作品ならそく放送休止になるレベルのネタをアイデアと独特のセンスで連発して今や第四期まで続けているのよ! きっと訴えられても思いもよらぬ方法で切り抜けるわよ!」