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007中二魔道機械戦士プリティプリベル第三期30話『王道の指』

「当たり前じゃない。プリティプリベルは言ったわ! 王道(おうどう)こそ真骨頂!」


 「中二魔道機械戦士プリティプリベルで初めて出たよ! 普通の教訓!」


 「何を言っているの?」


 「はぁ?」これはどう考えても普通……だよな。


 「王道は人名で真骨頂は技名よ!」


 「中二魔道機械戦士プリティプリベルは、ついに格闘系まで手を出したのですかね!」


 「何言ってるの糞虫、真骨頂は治療術よ」


 お前こそ何いってんだ……毎度ながら、プリティプリベル関係のネタは判断がつきにくい。

 じゃあ王道って医者なのか?

 真骨頂ってどんな治療術だよ。

 名前でさっぱり概要が伝わて来ないんだが。


 「仕方ないわね。説明してあげるわ糞虫。これは第三期30話『王道の指』はまずたけし宅のトイレの流し忘れた赤く染まったモザイクのかかった茶色の物体から始まるの!」


 「いきなり最低の下ネタで開始かよ!」


 「そしてたけしは日本を離れ、東方の隠れ里に住むという東大陸6千年の歴史をもつ擒拿術(きんなじゅつ)の達人を探す旅に出るの」


 「普通に()を治すのに、どんだけの大層相手探してんだよ!」


 「そしてたけし見つけるの! 過酷な世紀末を生き抜いた胸に幸運の文字の入れ墨をいれた、伝説の擒拿術の達人を!」


 「幸運だけが取り柄のヒーローか! てか過酷な世紀末ってなんだよ!」


 「彼の名は王道! 点穴(てんけつ)血脈(けつみゃく)の全てを知り尽くした6千年の歴史を持つ伝説の擒拿術の使い手!」


 「だから()を治すのになんで伝説の達人を求めるんだよ!」


 「仕方ないじゃない! たけしの怪我は現代医学では治せないの! 彼に残された余命はあとわずか、そんな緊迫した状態でやっと出会えたのよ!」


 「なんで仮にもアニメの主人公が()で死にかけてんだ! ふざけてんか! どんだけ酷い()だ! 想像がつかんわ!」


 「王道はたけしを見ていったわ! ヘイ、ニイチャンイイケツシテルネ!」


 「なんで片言なんだよ! そして達人そっち系の人!?」

 

 「そして王道は手袋から手を抜き放ち、『真骨頂!』そう叫ぶの。するとたけしは涙を流しながら、


 『ありがとうございます!』と深く頭を垂れて、エンディング。エンディングの映像ではたけしは、自身の口座から50億もの大金を達人の口座に振り込んでいたわね」


 「糞高いし、意味がわからん! ()はどうなったんだ! てか達人片言設定どこにいった!」


 「それは大丈夫よ! エンディングが終わった後の映像で、たけしのトイレで流し忘れモザイクのかかった茶色の物体が出てきて終わりね!」


 「普通に最悪な始まりと終わり方だよ! う〇こで始まってう〇こで終わるのか! 汚ねーよ! 最高に汚ねーよ!」


 「そして、次回予告の前説で『王道こそ真骨頂!』とたけし役の声優が叫んで普通に次回予告」


 「最初の言葉最後のセリフかよ! つか最初の流れと全然関係ねーじゃないか!」


 「当たり前じゃない! 関係ないんだから!」


 「どういうボケだ! 無理やりすぎるわ!」



 俺の毒舌幼なじみの心の声が甘々の件について』ー0006屏風って俺にホントに惚れてるの? より抜粋

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