005中二魔道機械戦士プリティプリベル第二期26話『ツナギ塗れ』
「知らないの糞虫、ここDランドは今、中二魔道機械戦士プリティプリベルとコラボ中なのよ! 凄いわ! テレビシリーズ第二期26話『ツナギ塗れ』そのものね!」
「ちなみにその内容はなんだよ!」
「何ってツナギウィルスの回ね!」
「なんだその怪しさMaxのウィルスは!」
「ツナギウィルスはツナギウィルスよ! 感染するとツナギ姿になるのよ!」
「なるほど、それで人を襲って感染拡大と」
「何を言っているの? 感染者は人は襲わないわよ」
はぁ?
ゾンビ映画よろしく。
こういうものは感染者が健常者を襲って感染者を増やしてなんぼだろ。
「じゃあどうやって感染するんだよ!」
「もちろん空気感染よ! 一人の感染者がいればあと五十人は近くに感染者がいるレベルよ!」
「そのウィルスゴキブリか!」
「それに近いわね。そしてツナギウィルスは僅か十日で世界の人口の半分の感染者を出したのよ!」
「人類終わった!」
「そして、それから十日後、全世界の人類がツナギウィルスに感染し全世界にツナギが溢れたのよ!」
「ツナギで世界が滅びるってなんだよそれ……」
「何を言ってるの? 滅びたらシリーズ完結じゃない」
「はぁ? 全世界の人類がツナギウィルスに感染したんだろ? それで人類が滅びたってネタじゃ……」
「ツナギウィルスに毒性はないわよ」
意味が分からない。
無毒なウィルスが世界を覆ってアニメ的にどんな意味があるのか。
それでどんな客層を狙っているのか。
謎しかねーよ。
「ツナギウィルスは感染しても人体に影響は全くないわ。ただ、身にまとう衣服がツナギに瞬時に変化するの! 男も女も子供の老人も皆ツナギ姿よ! 大きいお友達からセクシー回と呼ばれるポロリシーンもあるのよ!」
「ちなみに何のポロリだ」
「もちろん、主人公たけしのち〇毛よ!」
「予想外すぎるわ! 映しちゃダメだろ!」
「何を言ってるの? 五秒後にはガラスの落書きだと判明する妄想を掻き立てる系のポロリよ! 言うならば疑似ポロリね!」
「つか、誰が喜ぶんだ! やっぱりベンチのいい男か!」
「違うわよ! たけしのち〇毛ポロに興奮する大きいお友達たちはノンケよ! ただ、男の子に興味深々なだけ!」
「完全に予備軍じゃねーか!」
「その大きいお友達は、いつか810バーをかねているという、有名な公衆トイレにいつか行きたいらしいわね!」
「完全に末期のガチじゃねーか!」
「そして世界の人々は知るのよ! ツナギの素晴らしさを! 中二魔道機械戦士プリティプリベル屈指の感動回ね!」
「オイ待て! お前の説明で感動の要素欠片もねーぞ!」
「それは、あれよ! ツナギの妖精ジャスミンが……これ以上は言えないわね!」
「誰だよ! ジャスミンって! つか、ツナギの妖精ってなんだ!」
「分かってないわね! 糞虫! たかしのツナギには三人の妖精が宿っているのよ! 脳内妖精だけど!」
「完全に、たけし病気じゃねーか!」
「何を言ってるの? ツナギの妖精ジャスミンの機転によって、日本は核攻撃を免れたのよ! ツナギウィルスが無毒であると知らないゆえの悲しい行き違いね!」
「脳内妖精なのにジャスミンスゲー!」
「それも仕方ないのよ! ツナギウィルスの開発者は何を隠そう主人公たけし、冒頭シーンの爆発事故から全てが始まりのよ!」
「元凶たけしかい! 何考えてんだ!」
「仕方ないのよ! ツナギウィルスの開発はツナラーの長年の悲願、たけしが開発途中の毒性の強いウィルスを無害なウィルスに変質させなかったら、きっとありきたりなゾンビ映画的な展開で世界はツナギによって血に染まっていたわね!」
「何気に事故起こさなかったら偉業じゃねーか!」
「そのとうりよ! 初期のツナギウィルスは感染するとまるで大きい物を無理やりぶち込んだように、お尻の穴から血が出てしまう。恐ろしいウィルスだったんだから!」
「結局あの人に繋げるんかい! 血が染まるのそこかよ!」
「そして、ツナギウィルスのワクチンが開発されて、世界からツナギウィルスは根絶されたの! その日からツナギはメジャーな衣服として世界に広まったのよ! 多くの人々にツナギウィルスがツナギの素晴らしさを身を持て体験させたことが大きいわね!」
「一体何なんだよ! 中二魔道機械戦士プリティプリベル!」
『俺の毒舌幼なじみの心の声が甘々の件について』ー0003デートをしよう! より抜粋
「さすがね。原作ファン納得という評便は確かね!」
「評判な。あえて間違えたかは聞かんが、でこの悪趣味な入り口の装飾は何を表してるんだ!」
「オープニングよ! ツナギの股間が開く所からオープニングが始まるのよ!」
「最低だな!」
「だからこそ多くの人を惹きつけるのよ! 意味深で結局意味が分からないナレーションがいい味出してるの!」
「どんなナレーシュンだよ!」
「有名なのは第一話『ツナギは母の泉、だからこそ人はツナギとなる』ね!」
「訳が分からんわ! 結局意味が分からないで終わるってネタだろ!」
「ご明察よ! 糞虫! この意味を知るの監督だけよ!」
「その監督とっちめてやろうか!」
「だめよ! 監督は千人突きを達成したという猛者なんだから! 貴方なんてすぐ食べられてしまうわ!」
「元凶の監督はそっち系の人か! 納得したわ!」
「女の人も行ける両刀だそうよ!」
「どっちにせよ! 変態じゃねーか!」
「だめよ! 糞虫! そっちん系の人を偏見で見ちゃ!
中二魔道機械戦士プリティプリベルの監督は0歳児から男女両性具有問わず120歳まで守備範囲なんだから! 監督の心の広さを見ならないなさい!」
「ただの究極の節操なしじゃねーか! 両性具有なんてマニアックすぎるわ!」
『俺の毒舌幼なじみの心の声が甘々の件について』ー0003デートをしよう! より抜粋