Page01 † 夏休み
グロい系苦手なかたは観覧をおやめください。
観覧は自己責任でお願いします。
20XX年7月○日…
ここは最近できたばかりのキャンプ場。
そこに私の家族も来ていた。
私のお母さん(斎藤 恵理)と私(斎藤 綾)、そして家族ぐるみで仲よくしていた
沢木一家。
沢木一家は4人家族。
長男の学、長女の桃。この2人と私は小さい頃からとても仲良しだった。
この二家族は夏休みを満喫しようとキャンプ場に来ていた。
私たちの他にもたくさんの家族でキャンプ場はにぎわっていた。
山の近くにあるこのキャンプ場は特に良いと評判だった。
人気の理由…。それはキャンプ場を利用した人なら無料で使うことができる
温泉施設。
とてもきれいで広いお風呂だと聞いていた。
私たちは駐車場からほど遠くないところにテントを張った。
あまりいい場所ではないが、荷物の出し入れがしやすいからだ。
テントを張り終えると私と学、桃は車にバーベキューセットを取りに行った。
食材やコンロなどは全部合わせるとかなりの量になって、3人で持っても1人分が
かなり重い。
3人の中で1番年上、高校2年の学が桃と私の分を少し持ってくれた。
それでもやっぱり重くて…体の小さい私には少しキツかった。
桃「綾はゆっくりおいでよ。私たちが先に行って荷物置いて…そしたら手伝いに
くるからさぁっ!」
綾「うん。ありがと。少しずつ運んどくね。」
桃「うんっ!じゃあ桃たちは先行くね〜」
そう言って桃と学は先に荷物を置きに行った。
私は休みながら少しずつ荷物を運ぶ。
その時、車の陰でひそひそと話をしている男2人が目にはいった。
このキャンプ場で親子連れじゃないなんて珍しい…。
1人は30代半ば、もう1人は20代前半って感じだが、キャンプに来ているような雰囲気ではなかった。
若い方の人は大きくて重そうなケースを持っている。
私は場違いな2人に興味を持って、しばらく2人を観察していた。
男1「はぁ…被害はどのくらいになるとお考えです?」
男2「被害は決して出してはならない。」
男1「はぁ…博士…キャンプ場にいるすべての人を1度に避難させるのは無理です。
事情を伝えると必ず混乱が起きる。」
男2「私たちには責任がある!!」
男1「―――…博士、時間がありません。研究所はもってあと15分でしょう。
私たちだけでも避難を…」
男2「君は何を言っ…」
桃「あ〜〜〜〜や〜〜〜〜!!!!
んも〜。ゆっくり過ぎ!!さっきから5mくらいしか前に進んでないじゃん!!」
桃が走って私に近づいてくる。
綾「あ…ごめ…」
桃「も〜!!いいよ!!
ほら、早くいこっ!!みんな待ってるから。」
綾「う…うん…」
私はさっきの男たちの会話が気になりながらも、桃にせかされて荷物を運んだ。