表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/100

掌編小説/ぷちぷち探偵小説2 (写真つき)

 白鳥が飛来する池がある。阿武隈山塊が窪地となったところで、その北側にある直径100メートルを超える。ちょっとした公園で、縁になったところには、仕切がなされ、蓮が植えられており、シーズンになると観光客やらアマチュアカメラマンが多くやってくる。

 ところが昨今、その植え込みが荒されているという話をきいた。

 早速、私とワトソン君は現場にむかった。


挿絵(By みてみん)


 白鳥はシベリアで繁殖し、越冬のために日本に飛来するのだが、10羽弱の家族で行動する。飛ぶときはV字編隊でゆく。福島県いわき地方にはもともと白鳥がいなかった。しかし40年くらい前に、平地区を流れる夏井川にたまたま迷い込んだ家族がいて、地元の人が餌付けし、いまや数百羽がやってくるようになったのだ。そして、5年くらい前、大風があった日に、問題の池に1家族が不時着。以来、そこに飛来するようになった。


挿絵(By みてみん)


 私とワトソン君が池の縁に近寄った。するとだ、白鳥の親子がやってきたではないか。

 わあい。などと喜んでいる場合じゃない。

 その親子、なんと、仕切を乗り越え、堂々と蓮根を食べ始めたのである。

「つまり、蓮を荒した犯人は白鳥だあぁっ! 事件解決! 私の名推理が光るぅううう!」

(……で、いつ推理したの?)

 メタボなチワワであるワトソン君がいぶかしい顔で私をみた。

   END


挿絵(By みてみん)


20140211

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ