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紡ぐ歯車機械の脳

ヤットミツケタ・・・モトメタココロガ・・・オマエハオレノモノダ!!


???

『いぎゃー!?・・・いったい何だったんだ!?』


ゴツン!


起き上がろうとすると頭に何かぶつけた。そうだ、補修機の中で寝ていたのか・・・酷い夢だった、温度センサーに異常は無いが寒気がするよ


補修機を開いて外を見ると機材が散らばっていた、床に落ちている自分の腕を見るのは気持ちよいものでは無いな


だだっ広い金属の部屋に私一人か・・・、何とも寂しいものだ

ここは地下深くに作ったので誰かが遊びに来るなんて事はあるはずが無い


???

『どうしたものかな・・・、もう一体ぐらいヒューマノイドを作るかな・・・』


このままじゃ鬱病にでもなりそうだ。機械の体になって鬱病に悩むとか・・・


まさかあの黒い結晶に何か意味があるとは思わなかった。やたらと(ダークミストアート)が狙われると思ったら


??

『君はキラー君だね?』


キラー

『あなたは誰ですか?ここに来れるなんて・・・ホログラムですか』


目の前に現れた子供は映像みたいですね、外側からこちらの機材をハッキングしたのでしょう。まさか、ハッキングされるとは思いませんでした、セキュリティーの強化が必要ですね・・・


リア

『僕の事は・・・リアでいいや』


キラー

『それではリアさん、目的はなんですか?』


こんな所に、ホログラムを利用してまで現れるなんて、目的が無い方がおかしい


リア

『別に?目的なんて無いけど?』


キラー

『えっ!?』


目的が無いなんて怪しいよ!いったい何を考えてる!


リア

『目的は無いけど、理由はあるよ?』


余計にわからない、はっきり言って怪しい、今から外部接続を無理やり遮断してハッキングを解除してやるか


キラー

『音声認識、ファイアウォール起動、遮断しろ』


これでリアの映像は・・・


リア

『消えないよ』


キラー

『何故だ!!』


私以上の技術者が居るのか!


リア

『別に、君以上の技術者が居るとかじゃないからね?』


キラー

『それは残念だ、新たな知識を得られるかと思ったが・・・では、何故このような事が出来る?』


リア

『僕らは支配する力を持ってるからね、外側にある大きな偉大な愚かな波を見つけなよ』


それだけを言うとリアは消えてしまった。いったいなんだったのだろうか


そろそろ外に出てみるかな・・・

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