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双振りの剣 腕時計

ガレット視点


ガレット

『暑いわよ!何で砂漠なんかに来ちゃったの!?』


グバル

『ガレットが魔道具を探しにイエロザに行こうって言ったんでしょ?暑いからって僕にあたらないでよ』


確かにそうだけど、暑いものは暑いのよ!


ガレット

『また風を起こしてよ』


グバル

『僕の翼は団扇じゃないよ・・・。後ね、干し肉をやけ食いしないで、食料が無くなっちゃうよ』


ガレット

『こんな暑い中、何か食べて無いと倒れるわよ』


グバル

『・・・どう考えても食べ過ぎだよ』


失礼ね、それにしても砂ばかりだし味気ないし、チアルビから塩を持って来るしか無いわね

イークルズに居た時は快適だったのに


ガレット

『何か前の方に朽ちた船があるわよ』


何で砂漠の世界に船があるのかしら?まあいいわ、日影で休みましょ


グバル

『何かこの船、中身は風化が進んで無いみたいだね』


ガレット

『意外と頑丈なのね』


船の中は意外と広くて綺麗だわ、何か怪しい扉があるわね、魔武器生産部屋って書いてある


グバル

『あの部屋大丈夫かな?』


ガレット

『大丈夫よ、行きましょ』


ガチャ


???

『ありゃりゃ、見つかったか』


そこには、奇妙な格好の女性と・・・動かない人間が居た


グバル

『ひっ!?人殺し!?』


レアル

『アタイはレアル・グリードだ。何か勘違いしてないか?』


ガレット

『勘違いもなんも人殺しなんて許さないわよ!』


グバル

『あなたみたいな人が居るから平和にならないんですよ!』


本当に何が正しいのかわかんないけど、人殺しは悪いことよ!


レアル

『面倒な奴らだな、平和な世界なんてつまらないだろ』


なんて事言うの!?つまらないだけで人を殺せるなんて!


グバル

『考え直して下さい!光術シャインバリア


あのレアルって言う人はグバルのバリアの中に閉じ込められたわね、グバルの光術を破る人なんてそうそう居ないわ


レアル

『無駄だって、混沌(時を刻み過ぎた古時計)』


!!?、グバルのバリアが破壊される事無く消えた!?

腕に沢山つけてる輪っかはもしかして魔道具?でも、我雪がおんなじ物を腕につけてた気がする


ガレット

『グバル、あの腕の輪っかを破壊出来る?』


グバル

『何か武器があれば出来そうだね』


レアル

『アタイの腕時計を破壊する気か?』


グバル

『その魔道具は腕時計って名前なんだね!光術ガードバリア×20』


グバルはそこら中に板状のバリアを作り出して、それを足場に飛び回ってレアルを翻弄してる。何か武器ないかしら?


近くの机の上に二本の剣、綺麗な剣と歪な剣。両方持って行きましょ


レアル

『なんだよ、アタイは新しいヒューマノイドを造ろうと思っただけなのに』


グバル

『まだ反省して無いみたいですね!』


レアルはグバルに気を取られてるわね、今のうちに


バキン!


レアル

『ありゃりゃ!アタイの腕時計が壊れたわ』


ガレット

『壊せたのは一つだけか』


剣を振り降ろす時に気付かれて、回避されたせいで一つしか壊せなかった。でも、壊した腕時計を二本の剣が吸収したのは何か意味あるのかしら?


レアル

『あんまりここで力を使う訳にはいかないわ、ジダイガを探さないといけないからね』


そういうと、レアルは消えてしまった。転移魔法は既に使えない筈なのにどうやったのかしら?


グバル

『逃げられちゃったね』


ガレット

『そんな事よりもあの人を助けないと!』


グバル

『そうだね!』


・・・その人は金属で出来た人気だった・・・もしかして


ガレット

『勘違い?』



・・・



レアル

『・・・・を探す為にヒューマノイドを作ってたのに、何か悪いことしたっけ?』


まあいいわ、・・・・の事だから多分生きてる。・・・簡単に処分される奴じゃ無いからね。


でも、殺されてる可能性の方が高い事はわかってる


結局道具は道具、使えなくなったら処分される

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