自由心と組
リバーシア
『ルドルフさん!?何時の間に・・・』
何時の間にか黒いサングラスというものを付けたルドルフさんが居た。そのサングラスはデュランっていう人からのお土産らしい
ルドルフさんはウルフ族で風使いの魔法使いって名乗ってるけど、戦い方が魔法使いじゃないよ
ルドルフ
『少し前に来たんだぜぇ、面白い姿だな?リバーシア』
リバーシア
『・・・気にしないで下さい』
姉さんの行動は予測出来ないんです。僕には止められなかったんです
トラメル
『おっさんは何者だ!』
ルドルフ
『俺はサザン・ルドルフだぜぇ。おっさんはイークワルのリーダーだったりするんだぜ?』
おっさんって認めちゃったよ
確かにおっさんだけど
トラメル
『じゃあ、俺をイークワルの仲間にしろ!』
リバーシア
『・・・お前は魔族だろ?』
イークワルには魔族、黒族、羽族以外の種族が集まっている。そこに加入するのは問題があると思うんだけど・・・
ルドルフ
『面白そうだから良いぜぇ、面倒はリバーシアに押し付けるからな』
リバーシア
『なんでそうなるんですか!僕は他の人の面倒見るなんて嫌です!』
ルドルフ
『リバーシア、素が出てるぜぇ?』
あっ!しまった!
リバーシア
『ゴホン。俺は組織の中の活動で忙しいんだ。お前の面倒なんて見ていられん』
トラメル
『リバーシアって変な奴だな。一体組織って何やってんだ?』
好奇心があるのは分かるけど、聞いて欲しくなかったよ!
ルドルフ
『よくぞ聞いてくれたぜぇ、イークワルはだなー、新種族で集まって協力しよう的な?何にもやって無いけどな!』
トラメル
『何にもやって無いのか、イークワルって面白い?』
こいつの事がわかってきた気がする、基本的に面白いか面白くないかで判断してるんだと思う。それなら
リバーシア
『あんまり面白く・・・』
ルドルフ
『色んな奴が居るから面白いと思うぜぇ』
トラメル
『それじゃあよろしく!』
ルドルフ
『よろしくな、基本的にはリバーシアに世話になれよ。いざとなったら俺の所に来ると良いぜぇ』
リバーシア
『勝手に決めないでよ!僕はいいよなんて言ってないよ!なんで何時も人に仕事を押し付けるの!イークワルのリーダーでしょ!』
ルドルフ
『リーダー命令だから良いんだぜぇ』
それは横暴だよ!なんで僕の周りにはこんなのしか居ないの!?
リバーシア
『わかったよ!僕が何とかするから、周りへの説明はやってよ!』
ルドルフ
『面倒だぜぇー。それに、素が出てる、素が出てる』
リバーシア
『もういいよ!僕がトラメルに説明してる間にやってよ!』
ルドルフ
『はいはい、わかったぜぇ』
ルドルフさんは鏡で拠点にやっと戻ったよ。ちゃんと説明してくれればいいけど・・・
とりあえず、この外見を姉さんに何とかしてもらわないと
リバーシア
『姉さん、この呪いなんとかして・・・姉さん?』
何か何時の間にか静かだと思ったら居なくなってたよ・・・
この姿どうしよ・・・
トラメル
『何か面白い事になりそうだな!』