表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/30

初病

基本的知識・・・ダウンロード開始


私は誰だっけ?


ダウンロード・・・42%


目を開けると部屋の中、でも何か違和感がある。研究所らしい、私の知識が答える


ダウンロード・・・81%


今私はカプセルの中で様々な知識を頭の中にダウンロードしているらしい。液体の中の筈なのに苦しくない。

何もできないから寝てしまおう


ダウンロード完了

次の工程に入ります






・・・







目が覚めると、研究所は燃えていた。凄く驚いたけど

燃える研究所の中に人が居て、もっと驚いた


造られたばかりでもう死ぬのはヤダ。一生懸命その人に助けを求めた






・・・






次に目が覚めるとベッドの上。私を助けたと思う男性は近くに居た


??

『あなたは誰?』


我雪

『私は尾是我雪。今から貴女は私の養子です』


??

『えっ!?』


この人はいつの間にか私を養子にしていたらしい。戸籍とかどうしたのか


我雪

『そういう事で、今から貴女は尾是我雪の娘、尾是夜帋です』


夜帋

『よかみ・・・?』


私の名前?いや、そうじゃなくて。色々な手続きとか大丈夫なの?


我雪

『夜帋は何も心配する必要はありません。全て父さんが何とかしますよ』


夜帋

『父さん・・・』


我雪

『後の事は後で決めましょう。今は眠っていていいですよ』





・・・






我雪

『夜帋は小学生から始めましょう』


夜帋

『でも私、一般常識は頭の中にダウンロードしたし、少なくとも高校生程度の学力はあるはずだよ?』


例え分からなくても、頭の中を検索すれば大体わかる


我雪

『その見た目では流石に高校生は無理ですよ。せいぜい小学生にしか見えません』


夜帋

『その言い方酷くない?流石に怒るよ?』


我雪

『本当の事を言っただけですよ』


結局、父さんは仕事もあるし、私は小学生として暮らす事になった。



後、気づいた事がいくつかある。私は他人の脳波を見ることができる、他人の脳波を見て嘘を見破ったりもできる機能もある。後、私の他に、自我の無い自我のようなデータがあって、もう一つの思考回路になってる。

私よりも、もう一つの思考回路はとっても頭が良い



そんな事を思い出しながら現在。私は中学生

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ