日常回と休
どうにか狼達を撃退して今は拠点に戻ってきた。カラクトはスランカに連れられてどっかに行ったよ。あいつら元気だよね
リビア
『よお!リバーシア元気か?』
ナータ
『最近どこに行ってたの?心配しちゃったわ』
サザン・リビアとサザン・ナータは僕を見つけると走ってきた
リバーシア
『俺は他世界の探索をしていただけだ、特に問題は無い』
リビア
『手前さ、俺等の前でかっこつける必要なんて無いだろ』
ナータ
『せっかくリバーシアは可愛いんだから、そのままで良いのよ?』
この二人には演技とか効かないみたいなんだよね・・・
リバーシア
『わかったよ・・・別に僕も悪あがきするつもり無いし』
リビア
『手前はそれでいいんだよ』
ナータ
『リバーシア君はそれでいいのよ』
色々と納得いかないよ。炎狼リビアと熱狼ナータ、一応イークワルの主戦力なんだよ。僕は白狼って言われるけど、絶対に白髪が原因だよね、最近では本当に真っ白になっちゃったし、クロリア姉さんとルドルフのせいだよ!
そうそう、ルドルフは風狼だし、他にも幻狼って呼ばれてる人が居た気がするけど、誰だっけ?
リバーシア
『そういえば、幻狼って誰だっけ?』
リビア
『えーと、最初がスだっけ?』
ナータ
『確か、ストーカーだっけ?』
いろんな意味で違うと思うよ?別に幻狼なんてどうでもいいけど
リバーシア
『別にどうでもいいよね。ちょっと幻狼って名前がカッコ良いけど』
リビア
『確かにカッコ良いよな。無駄に』
ナータ
『私なんて熱狼よ?全然カッコ良くないわ』
リビア
『あんな奴に過ぎた称号だろ』
ナータ
『そうよ、ストーカーのくせに』
リバーシア
『何かよくしらない幻狼さん、何か色々文句言われてるよ?』
この称号はルドルフが面白がってつけただけだから、文句を言うならルドルフにだとおもうけど
リビア
『そういや、手前の白狼もカッコ良いじゃないか』
ナータ
『そうよ、リバーシアにはカッコ良い名前なんて似合わないわよ』
リバーシア
『なんでそこから僕の話になるの!?』
白狼がカッコ良いって、白髪が原因だと思うと素直に喜べないよ
ルドルフ
『何を話してんだ?俺も混ぜると良いぜぇ』
何でかよくわかんないけど、ルドルフさんも来ちゃった
リビア
『ほら、称号の話ですよ。俺なら炎狼って感じで』
ルドルフ
『だいたいわかったぜぇ。次はルート族の称号を作るぜぇ!』
ナータ
『面白そうね』
リバーシア
『また変な思いつき・・・』
ルドルフ
『リバーシア、何か言ったか?』
リバーシア
『何にも言ってないです』
もうルドルフさんに逆らうのはできない事わかってるよ・・・
ルドルフ
『クロリアは黒猫だぜぇ!』
リビア
『速いな』
ナータ
『速いわね』
リバーシア
『短絡的ですね・・・』
確かに姉さんは黒猫だけど
ルドルフ
『クロリアは黒、リバーシアは白。良い感じだぜぇ?』
リバーシア
『好きにしてください・・・』
だって、僕が白狼なのは白いからなんだから、そりゃあ黒と白になるでしょ・・・
ルドルフ
『次はトランスだな』
リビア
『トランスの能力って何だっけ?』
ナータ
『読心だった筈よ』
ルドルフ
『じゃあ、心猫だぜぇ』
リバーシア
『言いにくいし、短絡的ですよ!』
こんな感じで僕達の称号も考えてたんだろうな・・・ハァ
リビア
『次はスランカとカラクトか?』
ナータ
『この流れで行くと、血猫になるのかしら?』
ルドルフ
『それでいいや、もう片方はどうする?』
リバーシア
『もう片方って・・・』
もうスランカとカラクトは一括りなんだね
リビア
『思い付かないな』
リバーシア
『あの二人の印象とかは?』
ナータ
『ちっちゃい』
ルドルフ
『それなら子猫だぜぇ』
リバーシア
『・・・僕は知らないからね』
リビア
『手前が原因だろ?』
口は災いの元、そうなるなんて僕知らないよ・・・
ルドルフ
『今日はこんな感じで良いだろ』
その後、帰ってきた血猫と子猫こと、スランカとカラクトは何か唖然としてたけど、僕は知らないよ。本当に知らないよ