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大衆性と集

トラメル

『ここが世界コクトラか、初めて来たよ!』


結局トラメルをコクトラに連れて着ちゃったよ。コクトラは大きな湖のある世界で、空には綺麗な満月が見える。


???

『リバーシアさん!待ってたぜ!』


ビュン!


空からやって来たテールはラウル・カイン、何か変わった奴で技術といったものに興味があるらしい。本来テールは結構大ざっぱなものなんだけどな


??

『カイン、おめえは急ぎすぎだ』


後からやって来た魔族はドル、機械技師と言えば聞こえは良いけど、実際はただの爆弾魔だよ


リバーシア

『二人とも、御苦労』


トラメル

『リバーシアの雰囲気が・・・』


リバーシア

『トラメル黙れ』


お願いだからこれ以上余計な事しないで!


ドル

『リバーシアさん、おめえの姿はどういう事だ?』


カイン

『きっと人気取りとかじゃないか?大丈夫、可愛いぜ!』


テールのセンスは当てにならないよ・・・じゃなくて


リバーシア

『トラメルがイークワルの仲間入りをした。面倒をみてやれ』


カイン

『あっ、スルーしたな』


ドル

『俺に任せとけ!』


心配だ。物凄く心配だよ!

そもそもイークワルに責任感の強い人殆ど居ないし!

カイン

『トラメルだっけ?俺な、ラウル・カインだ。よろしく』


ドル

『俺はフレイ・ドル!よろしくな』


トラメル

『よろしくな!』


トラメルは二人に任せちゃおうかな、多分余計に面倒事になりそうだけど


リバーシア

『何か問題は無いか』


カイン

『問題かどうかは分からないけど、黒族が一人消えたらしいね』


リバーシア

『黒族が消えただと?』


黒族を殺す武器でも使ったのかな?でも、あの武器は全部プロテクトが管理してる筈だし


カイン

『白い服の女が犯人だとか話はあるけど、噂程度で証拠は無いからね』


うーん、白い服って珍しいね。わざわざそんな目立ちそうな服を選ぶ必要無いって言うか危ない、プロテクトが居るとは言え、原生生物とか魔法生物に襲われない訳じゃないし、盗賊紛いな人も居るから目立たない方が良いんだよ


リバーシア

『大体理解した。後で俺が周りを探索してこよう』


ドル

『そういや、スランカとカラクトの小僧がおめえに会いたがってたぞ』


リバーシア

『わかった。今から拠点に向かうつもりだ』


ドル

『その格好でか?』


リバーシア

『・・・』


そうだった!いまだあの愉快な姿だったんだよ!姉さんどこに行っちゃったの・・・


トラメル

『その呪いってさ、その首輪が原因なんだろ?』


リバーシア

『それがどうした?』


呪術は基本的に、何か物を媒体とした能力なんだから、首輪が原因なのは当たり前だよ


トラメル

『壊しちゃえば良いじゃん!』

確かに基本的な呪術は媒体を壊せば効果は消えるけど、場合によっては更に効果を及ぼすとかあるんだよ。例えば(復讐輪)とかえげつないのだってあるんだから


カイン

『なるほどな。リバーシアさん、少し動かないで居てくれよ?』


そう言って僕に爪を突きつけるカイン。テールの爪って鉄とか切り裂くんだよね!?それで首輪とか、首に当たったら・・・!?


ヒュン!


さっきの一瞬で僕の首輪だけが切り裂かれた。腰が抜けるよ・・・


リバーシア

『・・・助かった』


カイン

『何硬直してるんだよ。リバーシアさん元の姿に戻ってるじゃないか』


硬直するくらい仕方ないでしょ、首跳ねられそうで怖かったんだから


トラメル

『早くイークワルの拠点に行こうぜ!』


トラメルは気楽だよねー、もう嫌になっちゃうよ。それと、後でカインの言ってた事も確かめないと、イークワルに被害を出される前に討伐とかもあり得るし(呪剣スクエアローグス)を使う必要があるかもね

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