好奇心と狼
青い空、緑の草原、涼しい木陰・・・。
何かくたびれたし、少しぐらい休もうかな
・・・
トラメル視点
トラメル
『おーい!ラバースこっちこいよ!』
ラバース
『何よ、うるさいわね』
トラメル
『森で冒険しようぜ!』
ラバース
『下らない、少しぐらい落ち着きを知りなさいよ』
ラバースは家に帰った。全くつまらねえの
村で畑仕事よりも、コークスについて行って狩りでもしたほうが面白い
トラメル
『何か面白い事ないかなー』
メトロ
『そんなに暇なら、村の周りを見回りにでも行ってくれないか?』
急にメトロが話かけてきた。
村でぼーっとしてるよりは面白いかもな
トラメル
『わかった!行ってくるよ!』
見回りって言っても村の周りを一周するだけ、ちょうどいいところに木がある、少しやすもうかなー
おっ!木陰で白い狼が寝てる。よし!ペットにしよう!
トラメル
『そういえば』
森で拾った首輪があったな、それをつけとこ
狼
『ギャウ!?』
あっ起きた。その首輪結構似合うよ
トラメル
『こっちにおいでー』
狼
『・・・グルル』
あっ逃げた。狼は森の方に行ったみたい。面白そうだね!追いかけてみよう!
・・・
狼を追いかけてきたら森の奥まで来ちゃったよ。その、肝心な狼は大木の裏に回って行った
トラメル
『この木に住処でもあるのかな?』
だけど、そこには狼の姿は無い。代わりに、周りを映さないで違う景色を移す鏡があった
これが世界の鏡かな?ここまで来たら行くしか無いよね!
鏡の中に入ると、違った景色が広がってた。鏡に映ってたような草原、目の前にはあの白い狼が居る
狼
『何で着いて来る、お前は俺にようでもあるのか?』
喋る狼だったみたい!凄い!