消えた華、消える言葉、今あり続ける私達。
遅くなりましたっ
なんかシリアスっぽい??
「わぁ...綺麗...///」
「でしょ?穴場だったんだ。」
私達は公園の芝生に座り込む。
ドーンと大きな音を鳴らし
鮮やかな華を咲かす。
赤、ピンク、緑、青...。
色んな華が夜空を照らしている。
「すごいね...///」
「だな。すっごい綺麗だ...。」
少し感傷に浸る。
そんな思いから
1つの疑問が浮かんだ。
来年の夏もまた雅人と
花火みれるかな?
って。
「ねぇ、雅人。」
「ん?」
「また、来年も一緒に来てくれる?」
雅人は私の疑問に目を見開く。
「...あぁ。」
ゆっくりとその表情は微笑みに変わった...けど
なんだか違和感があった。
何だろう...。
「心配するな。また、来よう。」
「うん...。」
私達が話している間に鮮やかな華達は
儚く消えていった。
「あ...花火終わっちゃった...。」
「ほんとだな。でも、まだ楽しみはあるから。」
「え...?」
「ま、ここで寝転がってみて。」
「え...?」
ここでって...芝生で?
「まぁいいからさ。」
「うん...?」
意味も分からず言うままに寝転ぶ。
すると雅人は何故かカウントダウンしだした。
「5、4、3、2、1...。」
「え?」
訳も分からず戸惑い
横にいる雅人を見つめる。
「ほら、夜空見て?」
「え...。」
雅人から目を離して上を見上げると
夜空には星が降ってきた。
「何これ...?」
「流星群。」
「へ...?」
「流れ星みたいなものだよ。」
「そうなんだ...。」
降ってきてはすぐに消え
また降ってくる。
消えても消えても現れる。
「流星群はすごいよね。」
「え?何が?」
確かに降る量がすごいけど...。
「消えてもまた降ってきて
俺らの前に現れる。」
「あぁ、そうだね。」
「消えているのにまた姿を現すのは
すごい勇気がいるはずなのに星には簡単なのかな。」
...簡単かな...?
「うーん...私は簡単じゃないと思うけど
一生懸命だからいいんじゃないかな。」
「そっか...。」
でも何でそんなこと
思ったのかな...。
何で...?
今思えばそれが
私に残した言葉だったのかな。
頑張り中ですっ
あ、明日で学校終わりだb
ヤッタネ((ニヤリ