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星空の約束  作者: 遊生
3 新しい光が生み出されてゆく。
13/19

心には優しい明かりが灯される。



遊士編ってとこですかね?









「紗奈!一緒に帰らん?」



放課後、遊士に声をかけられた。



「んーいいよ?」


「ほんま?ほな、行こっ!」




ぐいっと手を引っ張られる。




その時ふと脳裏に雅人が浮かぶ。





雅人...。


雅人とも手を繋いだりしてたなぁ...。



って!

忘れるって言ったそばから思い出してどうするの

私っ!!



「紗奈?」


「えっ?」


「どないしたん?」


「な、何が?」



いなくなった彼を思い出してました!

なんて言えないし...。



「めっちゃ悲しそうやけど

何かあったん?」


「う、ううん。何もないよ。」


「ほんま?」


「ほんとだよ。」




心配そうな目を向けてくる。

嘘をついている私としては少し良心が痛む。



「なら、えーけど...

何かあったんやったら俺でよかったら

話、聞くからな?」


「うん、ありがとう。」




遊士は私をほんと心配してくれてるんだ...。

優しいなぁ。




「ほな、その話はもう終わりや!

それとっ!」


「それと?」


「紗奈は笑ったほうが可愛いから

もっと笑え!」



笑顔でそんなこと言われても...///



「可愛くないよ...///」


「可愛いから自信持てって!」


「...うん///」


「よし!」





暗かった私の心をあたたかくしてくれる。

太陽みたいな君。



いつか雅人のこと話せたらいいな...。



遊士にはなんとなく嘘をつきたくないよ。



あんな優しい目をしている人には...。











遊士はすごく関西弁(笑)


うちも同じですが(笑)

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