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三毛猫はニャーと鳴かない!?

舞台は大和近代芸術学園。勉強が苦手で孤独だけど、どこか優しい「孤独のマタタビくん」と呼ばれている、主人公の又旅 来玖(またたび らいく)と、学園一の美女であり、髪型はツインテールで髪色はこげ茶色、オレンジ色、黄土色の3色を持ち、気まぐれで、普段からツンツンした性格のため、友達ができず、一部の生徒からの呼び名は「孤独の三毛猫」そんなヒロイン、双尾 三夢(ふたお みゆ)の2人が繰り広げる学園ラブコメで、そんな全く違う性格の2人というのもあったが、どこか似ているところもある。しかも来玖は三夢に恋をしていた。そして、来玖にだけ三夢がデレることを知っていた。なぜなら、主人公の来玖には学園の中でも飛び抜けた才能があった。それは絵画を描くということだった。来玖は幼少期から絵が上手で、落書きと言って小学2年生の時に描いた絵が絵画コンクール小学生部門の最優秀賞を受賞。それから中学2年生になるまでに何度も国内外の絵画コンクールの大賞を受賞していた来玖だった。そんな来玖に悲劇が起こる。中学2年の夏休み、家族旅行中だった来玖は、両親と妹と峠を越えた先にある隣町の温泉旅館に向かう途中、霧がかかった峠の道が崩れる事故に巻き込まれた。家族は皆、病院に運ばれたが悲しいことに帰らぬ人となってしまったが、来玖だけは頭を強打したが、命に別条はなかった。しかし、家族を失ったことで、筆を持つと恐怖と悲しみに襲われ、その精神状態によって絵の才能を失ってしまった。そうして病院で2ヶ月半という時間を過ごしてやってきた退院3日前。来玖の才能を知っていた大和近代芸術学園の学長が来玖を中等部に特待生として引き取りたいと名乗り出た。そうして来玖はその学園に編入して数週間後、恐怖で絵が描けないことが中等部でバレて、周りから文句や愚痴を言われる日々が続き、気づけば高等部の入学式だった。家族の死からどんな時でも孤独な生活だったのもあり、孤独に慣れてしまった来玖は高等部からの同級生との会話も避けていたが、ツンツンした性格の三夢は話しかけても他と違い、最初から無視されるのが気に食わなかった。そうして何度も話しかけるうちに、来玖は言葉を返した。「……君は僕の何?どうして声をかけるの??」そうやって言われた三夢だったが、三夢は「アンタの友達になってあげてもいいわよ!!」この言葉で物語が動き出す。
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