オートマタ:フレーム
彼ら彼女らの中ではフレームという特徴的技術があり、身体骨格を外骨格的に取り付ける技術であるとされている。人間で表すなら、骨を大部分を削り別のパーツに置き換えるといったことらしい。こんな悍ましいことを平然とやってのけるのはオートマタのある種特徴とも言えるだろう。(痛みがないことが起因していると推測)
フレームは複数個存在しており、有名なところだと
・戦闘特化のバトルフレーム
・農業特化のファーマーフレーム
・採掘特化のマイニングフレーム
・職人やものづくり専門のメイクドフレーム
などがある。他細かく分かれていることもあるらしいが、基本的に多くのオートマタが以上のフレームを採用している。
フレームを装着することによってオートマタは素人でも擬似的に、戦闘経験があるDランク冒険者、農業経験5年目、採掘者ライセンス:セミプロ、職人キャリアセミプロ、程度の能力を瞬時に身につけれれるとされている。これらは素体に関わらず、装着するだけで直感的に会得可能であるがため、まさに画期的な技術と言えるだろう。
(オートマタ専用であるが)
フレーム装着後はその分野に特化しているだけあってか、人間の職業システムに比べ経験値獲得量が大幅に上昇する恩恵もある。
だが、フレームは一度装着すると外すのは困難であり、後のオートマタ人生を左右するという意味では人間の職業システムの転職よりかは融通が効かない形になっている。
フレームの鍛造方法はオートマタが生まれ持った知識として保有しているらしく、オートマタの赤子でも知っていることらしい。(プレイヤーがフレームに関するシステムを獲得するにはとある鉱石を持たなくてはならない。)他種族に教えることはタブーとされていないが、専門家ですら「何をいっているのかわからない」っと評してしまうほど難しい物なのだとか、彼ら彼女らの中では大したことないという認識があると聞いている。