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あなたは世界で一番強いヒーローになりたいですか?(注)ただしアホになりますが・・・  作者: かたりべダンロー
最終章

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69/82

世の中には、上には上がいる

良かったら、読んでいって下さい。


"美女が惚れるエロ侍"が、完結しました。

女性目線から見た、エロくてカッコいい男の異世界恋愛小説です。むしろ、女性向きの小説かもしれません。


"ドキドキの異世界合コン、デビュー戦"

が、新連載しました。男女の愛と策略の心理戦がメインテーマです。


良かったら、他の作品もよろしくお願いします。




「キモクサマンは初めて自分と互角、いやそれ以上の相手と戦って、本能的に命の危険を察知した。防衛本能が働き、臨戦態勢になっている」


駄段は、橋の上のキモクサマンをじっと見る。キモクサマンは、ブラックハートに対し、構えを取っている。まるで、キックボクサーの様だ。


「怪人になってから、俺も初めて身体に傷を負わされたぞ。駄段、やはり貴様は危険な存在だ。キモクサマンを倒した後、必ず貴様を殺す」


ブラックハートは、キモクサマンの向こうにいる駄段を睨む。駄段はヒッと言って、ウインドキッドの腕を掴む。ウインドキッドは気持ち悪いと感じ、必死で腕を振りほどく。


「キモクサマンよ!今度は、ちゃんと防げるかな?」

ブラックハートはキモクサマンの方へ再び走り出す。そして、キモクサマンの首を目掛け、右の手刀を繰り出す。


「キモクサマン、首を跳ねられるぞ!」


駄段が叫ぶ。その声に反応してか、キモクサマンは上体を反らし交わす。しかし次の瞬間、ブラックハートの右の上段蹴りがキモクサマンの顔面を捕らえる。キモクサマンはゆっくり沈んでいき、その場に倒れる。


「キモクサマン、良い事を教えてやろう。世の中には、上には上がいるのだ。貴様は俺に会うまでは、確かに最強だったのかもしれない。しかし、俺が存在する、この世界では一番にはなれぬのだ。フハハハハ」


ブラックハートは倒れているキモクサマンを見下し、言い捨てる。キモクサマンは蹴られた所を押さえながら、ゆっくりと立つ。


「続けて行くぞ!」


ブラックハートは笑いながら、キモクサマンに攻撃を仕掛ける。また、右の手刀がキモクサマンの顔を狙ってくる。キモクサマンは、左腕でそれを受け止める。そして、ブラックハートはまた、右の上段蹴りをキモクサマンに放つ。キモクサマンはそれを交わし、ブラックハートの脇腹に右の拳を叩き込む。


「ぐふっ・・・」

ブラックハートは殴られた脇腹を押さえ、その場にしゃがみこむ。


ヒーロー達の歓声が上がる。キモクサマンはブラックハートに負けていないと。互角に戦っていると。


駄段はマイクをまた持ち出し、ブラックハートの方を見る。


「貴様こそ、世界で一番自分が強いと勘違いしておるのではないか?とうとう、貴様の前に現れたのだよ。貴様よりも強いヒーローがなぁ。頭はかなり悪いけど」


「バカな、この俺が二度もひざまずくとは。まさか、あり得ない。本当にこのアホが俺よりも強いのか?」


ブラックハートからも、笑みがなくなる。ブラックハートはキッとキモクサマンを睨み、襲い掛かって行く。


キモクサマンとブラックハートは互いに向き合い、防御無しの殴り合いが始まる。激しい衝撃音と血飛沫が飛び交う。


ヒーロー達は息もつかせぬ展開に、固唾を呑んで見守っている。


キモクサマンが負ければ、自分達はあの怪人に殺される。自分達だけではない。この街の人々、そして世界中の人々の命がこの戦いに掛かっているのだ。


ヒーロー達は必死で、キモクサマンに声援を送る。愛花は、ただ祈る様にじっと見ている。


「ヤバいな・・・・」

駄段がポツリと呟く。


「キモクサマンが押されている。このままでは、キモクサマンは負ける・・・・」








読んで頂き、ありがとうございました。

あなたと僕の小説力が、向上していきますように!

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