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あなたは世界で一番強いヒーローになりたいですか?(注)ただしアホになりますが・・・  作者: かたりべダンロー
最終章

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65/82

確率

良かったら、読んでいって下さい。


"美女が惚れるエロ侍"が、完結しました。

女性目線から見た、エロくてカッコいい男の異世界恋愛小説です。むしろ、女性向きの小説かもしれません。


"ドキドキの異世界合コン、デビュー戦"

が、新連載しました。男女の愛と策略の心理戦がメインテーマです。


良かったら、他の作品もよろしくお願いします。




ウインドキッドは突然、背筋が凍るようなそんな感覚に襲われる。視線を橋の上に移す。視界に黒い人影が入る。


この男の存在を忘れていた。ウインドキッドの息は荒くなり、心臓の鼓動が激しくなる。


全身を黒の鎧と黒のマントで固めた怪人、ブラックハートがゆっくりと橋の中央へと歩みを進めている。


「ヒーローども!よくも、あんな臭い屁を食らわせてくれたな!たっぷりと借りは返してやるぞ!」

ブラックハートは、重い怒りに満ちた声を発した。


羊の顔をした怪人が、ブラックハートの元へと駆け付ける。


「助けて下さい、ブラックハート様!みんな、キモクサマンにやられてしまいました。貴方じゃないと奴に勝てません!」


「助けて下さい?意味が分からない。お前達は俺の駒だぞ。何故、お前達に俺が使われなければならない。俺が有利になる様に、キモクサマンに少しでもダメージを与えるとか、疲れさせるとかするのが、お前達の筋ではないのか?」


ブラックハートはアゴを突き出し、見下す様に羊の怪人を見ている。羊の怪人の顔はひきつって、下を向いている。


「お前達、五人。玉砕して来い!怪人の面子に懸けて、敵前逃亡など無様な真似は絶対許さぬぞ!」


羊と狼の怪人を含む五人の怪人は、橋の上でキモクサマンとブラックハートに挟まれている。羊の怪人は冷や汗を流し、考えている。


「どうする?」

狼の怪人が小声で、羊の怪人に聞いてくる。


「どっちが生き残る確率が高いか、考えるんだ」

羊の怪人は、狼の怪人に答える。狼の怪人は、ニヤリと笑い返す。羊の怪人は、目で他の怪人に合図を送る。


次の瞬間、五人の怪人達は振り向き、ブラックハートの方向へと走って行く。


「どういうつもりだ?」

ブラックハートは、冷めた目で五人の怪人達を見ている。


「どけ!ブラックハート!」

狼の怪人の鋭い爪が、ブラックハートを襲う。


「これはつまり、キモクサマンより俺の方が弱いと判断した為の行動か?目測を誤ったな」


ブラックハートは、手刀を繰り出す。狼の怪人の腰から上と下が別れる。真っ二つになった怪人は、鮮血を飛ばしながら息耐える。


「仲間割れですか?」

ウインドキッドは、その光景を見て駄段に尋ねる。


「キモクサマンの恐怖に負け、ブラックハートを裏切りやがったな」

駄段は腕組みして答える。


羊の怪人を筆頭に、他の怪人達も一気にブラックハートに襲い掛かる。が、狼の怪人と同様に、四人の怪人達の胴体も真っ二つに切断されていく。


「俺は、キモクサマンよりも強い」


ブラックハートは、仕留めた手に付いた返り血をペロッと舐め、言い放つ。そして、ブラックハートは視線をキモクサマンに移す。橋の上は、ブラックハートとキモクサマンの二人だけとなり、両者は向かい合う。


すると、キモクサマンは不思議な踊りをいきなり踊り出す。物凄く楽しそうだ。


「あれ、何をやってるんだ?」

駄段はキモクサマンを指差し、ウインドキッドに説明を求める。


「阿多さん、最近趣味でエアロビクスを始めたらしいです・・・」


「・・・・あ、そう」

駄段は、橋の上の二人を見ながら呟いた。








読んで頂き、ありがとうございました。

あなたと僕の小説力が、向上していきますように!

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