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あなたは世界で一番強いヒーローになりたいですか?(注)ただしアホになりますが・・・  作者: かたりべダンロー
最終章

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策士VS策士

良かったら、読んでいって下さい。


"美女が惚れるエロ侍"が、完結しました。

女性目線から見た、エロくてカッコいい男の異世界恋愛小説です。むしろ、女性向きの小説かもしれません。


"ドキドキの異世界合コン、デビュー戦"

が、新連載しました。男女の愛と策略の心理戦がメインテーマです。


良かったら、他の作品もよろしくお願いします。




駄段は、怪人達が笑っている姿を双眼鏡で確認する。


「あいつら、何か仕掛けて来るつもりだ。みんな、注意しろ!」

駄段は、後ろにいるヒーロー達の方を振り向く。


怪人達が、キモクサマンの方へと突進して来る。が、途中で進路を変え、キモクサマンの脇をすり抜ける様に移動する。


「そうか、奴等。キモクサマンを無視する作戦に来たか!」

駄段が双眼鏡で見ながら、叫ぶ。


キモクサマンは、すり抜けて来る怪人を何人か仕留める。しかし、三人の怪人が隙を見て脇をすり抜け、市街地側のヒーロー達の元へと走って行く。


「いかん!抜けられた!あの怪人達を止めるんだ!」

駄段は、また叫ぶ。


キモクサマンを突破し、先頭を走っていた怪人がヒーロー達に迫る。次の瞬間、その怪人の額に氷柱状の氷が刺さる。怪人はバタッと倒れる。


「私達なら勝てると思ったワケ?ふざけないでよ!」

アイスギャルが、倒した怪人に吐き捨てる。


残りの二人の怪人も、ヒーロー達に攻撃を仕掛け様とする。怪人達に稲妻と竜巻が襲う。二人の怪人は、直撃され、絶命する。


「やっと、役に立てたッス!自分はダンディーッスか?」

「あぁ、ダンディーだ」


イナズマダンディーとウインドキッドは言葉を交わし合い、微笑む。


駄段はこの状況を見て、マイクを手に取る。

「あー、キモクサマン、聞こえるか?」


駄段の声がスピーカーから放出される。しかし、キモクサマンは聞いているのか、聞いていないのか相変わらず分からない状態だ。


「キモクサマンよ!君の脇を怪人達がすり抜けてしまったら、S市の可愛い女性が襲われる事になる。それでもいいのか?お触り出来なくなるぞ!」


駄段はキモクサマンを指差し、ポーズを決める。ウインドキッドは、最低なモチベーションの上げ方だと駄段を軽蔑する。隣の愛花も冷たい視線を駄段に送っている。


「このエロジジイ、もう我慢出来ないわ。足を凍らせて、海に投げ込んでやるわ!」

アイスギャルが、駄段の胸倉を掴む。


「ま、待て、見てみろ、キモクサマンを・・・」

駄段は苦しそうに、キモクサマンをまた指差す。ヒーロー達は、一斉に指された方向を見る。


キモクサマンは、両腕をグルグル回している。キモクサマンの鼻息が荒い。やる気満々だ。


「キャー、キモクサマン様!素敵」

アイスギャルは駄段から手を放し、また乙女になっている。


「行け!作戦は変わらない!キモクサマンを避けて、市街地を目指せ!」


羊の怪人が、他の怪人に号令をかける。怪人の大群が、キモクサマンの横を通り過ぎようとする。


しかし、次の瞬間、キモクサマンの脇を通った怪人達は全て消し飛ぶ。一瞬で、キモクサマンの見えない力により、怪人の集団が塵と化したのだ。羊の怪人は恐怖し、その場に座り込む。


ヒーロー達は歓喜する。キモクサマンの鉄壁の防御は破られない。もう、怪人達はこの橋を渡る事が出来ないと、ヒーロー達は確信する。 


羊の怪人は後ろを振り返る。気付いてみれば、百人近くいた怪人達は、残り僅か五人となっていた・・・・。






読んで頂き、ありがとうございました。

あなたと僕の小説力が、向上していきますように!

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