怪人サイドとヒーローサイド
良かったら、読んでいって下さい。
"美女が惚れるエロ侍"が、完結しました。
女性目線から見た、エロくてカッコいい男の異世界恋愛小説です。むしろ、女性向きの小説かもしれません。
"ドキドキの異世界合コン、デビュー戦"
が、新連載しました。男女の愛と策略の心理戦がメインテーマです。
良かったら、他の作品もよろしくお願いします。
ブラックハートは、川中橋上のキモクサマンを眺めていた。
「あの小僧が、噂のキモクサマンだったとはな。何か、他の奴とは違う物を感じていたが、そういう事だったのだな」
ブラックハートは微笑する。これが、初めての対面だな、ブラックハートは死神と呼ばれたヒーローを再度よく見る。
「駄段よ!これが貴様の最高傑作か?一人でこの橋の中央を守らせるとは、強さによほど自信があるからであろう。面白い」
ブラックハートは対面側にいる、姿をあらわにした駄段に向かって叫ぶ。ブラックハートは振り向き、自分の背後に従わせている、怪人達の集団を見る。
「よーし、いいか?貴様ら!あのキモクサマンを倒した者には、俺の次に高い地位を与えてやる。幹部の中の幹部だ。俺は世界を手にする。その、副指令となる地位だ。言わば、世界のナンバーツーだ。早い者勝ちだ。気合い入れて、倒しに行け!」
怪人達は士気が上がる。いかにキモクサマンと言えど、百人の怪人が一斉に掛かれば、人溜まりもないだろう。怪人達は、世界のナンバーツーと言う言葉に、欲が膨らんでいた。
一方、ヒーロー側でも、大きな動きが起こっていた。
「あの人、キモクサマンだったんスか?マジッスか?何で今まで、黙っていたんスか?」
イナズマダンディーは、駄段に詰め寄る。
「キモクサマンの正体は、最重要秘密事項だったのだ。ワシとウインドキッドしか、知らない事実だ。誰だって自分の正体がキモクサマンって、知られたくないでしょ?みんなから嫌われてるから・・・」
駄段はテヘッと言って、舌をペロッと出す。イナズマダンディーは全然可愛くねぇよと思ったが、あえて口には出さなかった。
愛花は、ただ呆然と立っている。衝撃の事実を見せ付けられ、ショックを受けている様だ。ウインドキッドは、しばらくそっとしておこうと考える。
そして、スタアボウイが、アイスギャルの異変に気付く。
「大変です!アイスギャルの様子が可笑しいです!」
ヒーロー達は、一斉にアイスギャルの方へと視線を移す。
「あれが、キモクサマン・・・・・」
アイスギャルはポツリと呟く。
「キモクサマン・・・、超カッコいい・・・」
アイスギャルは顔を赤らめ、モジモジしている。初めて見る、アイスギャルの乙女の顔だ。
ヒーロー達は、あれをカッコいいと言うかと、一同目を見開き、アイスギャルを二度見する。
鼻水とよだれを垂らしたい放題で、人前で失禁もしている奴だぞと、ヒーロー達は愕然とする。
アイスギャルは、嫌な視線を感じ、ハッと我に返る。
「今、私の感性をバカにした奴。そこへ並びなさい!上半身だけ凍らせてやるわ!ジワジワとなぶり殺しにしてやるわ!」
ヒーロー達は、一斉にアイスギャルから視線を反らす。この人は、マジでやるからなと、全員恐怖を感じる。
怪人達が、一斉に橋に向かって攻め込もうとした、まさにその時、この男が動き出す。
キモクサマンが、誰もが予想をしていなかった、行動をし始めるのであった・・・・。
読んで頂き、ありがとうございました。
あなたと僕の小説力が、向上していきますように!




