覚悟
良かったら、読んでいって下さい。
アニメの力でモテるのかを考察した
"アニメ好き限定!掟破りのモテ戦略"が完結して、掲載しています。
"美女が惚れるエロ侍"も、完結しました。
女性目線から見た、エロくてカッコいい男の異世界恋愛小説です。
良かったら、他の作品もよろしくお願いします。
阿多は倉庫街を背に、川中橋を歩いていた。もう夜が明けようとしている。長い一日だった。生きて帰れたのはホント良かったが、どっと疲れが出ている。どこかで休みたいなと、阿多は思った。
阿多は携帯電話を取り、電話を掛ける。掛けた相手は駄段だ。呼び出し音がしばらく鳴り、電話が繋がる。
「もしもし、駄段さん?」
「もしもし、阿多くんか?無事だったのか?山田くんから話を聞いて心配しとったんじゃが、生きていて本当に良かった」
「ブラックハートに会って、話をしました。彼は明日のS市襲撃の際に、駄段さんに来て貰いたいそうです。どうしますか?」
「そうか・・・。奴に会ったのだな?だから、逆に生きて帰れた訳だ。なるほど。良かろう。明日、川中橋へ行き、奴と対決をしよう!」
「駄段さん、僕も戦います。だから、もう一度キモクサマンのブレストを僕に貸して下さい!」
「分かっているのか?ワシと君、いやキモクサマンにはS市退去命令が出ている。それを、違反すればワシ等は犯罪者扱いとなり、市から拘束される事になるのだぞ、いいのか?」
「構いません!奴をこのまま野放しにすれば、世界中の人達が大勢死にます。ブラックハートを止められるのはキモクサマンだけです。お願いです、駄段さん」
「拘束されれば、マスコミから君がキモクサマンだと言うのが公表されるぞ。そうしたら、今の生活には戻る事は出来ない。それでもいいのか?」
「はい、覚悟をしています。僕が、キモクサマンがブラックハートを必ず倒します。」
「すまない、阿多くん。ワシにも分かっていたのだ。キモクサマンじゃないと、ブラックハートには勝てぬと。いや、キモクサマンでも、奴を倒す事は不可能かもしれんが。阿多くん。明日の決戦、また君頼りになる我々を許して欲しい。精一杯、ワシ等もサポートするからよろしく頼む」
「分かりました。駄段さん。みんなの為に、必ず勝ちます」
阿多は、そう言って駄段との電話を終わらせる。そして、心配しているであろう、山田に電話を掛ける。
山田も、阿多の無事の帰還に大いに喜んでいた。阿多はこの後合流し、作戦を立てようと言う話をし、電話を切る。
そして、阿多は愛花に電話をする。
「もしもし、愛花さん?」
「え、阿多くん?良かった。無事だったのね?」
「無事に帰って来れたよ。運だけはいいみたい。それより、愛花さん。明日、S市はヒーローと怪人の戦場になるから、今から遠くへ避難して欲しい」
「え、阿多くんは?もちろん、阿多くんも私と一緒に避難するんでしょ?」
「僕はいけない。やる事があるんだ」
「まさか、阿多くん。明日、戦うつもりなの?やっぱり、阿多くんはヒーローなの?」
「うん、隠していてゴメン。僕じゃないと明日の戦い、ダメみたいなんだ。だから、愛花さんと一緒に逃げれない。ゴメンね」
「そんなの嫌よ。一緒に、逃げようよ!」
「ゴメン、それは出来ない。愛花さん、必ず生きて帰って来るから待っててよ」
「嫌よ、阿多くん!ちょっ・・・・」
阿多は、愛花との電話を話の途中で切る。阿多は朝日を見つめ、士気を高めていた。
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