格上
良かったら、読んでいって下さい。
アニメの力でモテるのかを考察した
"アニメ好き限定!掟破りのモテ戦略"が完結して、掲載しています。
"美女が惚れるエロ侍"も、完結しました。
女性目線から見た、エロくてカッコいい男の異世界恋愛小説です。
良かったら、他の作品もよろしくお願いします。
イナズマダンディーとウインドキッドは、両手を前に伸ばし、稲妻と竜巻を怪人達に放つ。怪人達はそのヒーロー達の繰り出された技の前に、ドンドン倒されて行く。
阿多も怪人達に向かって、レーザーガンを放つ。しかし、てんで見当違いの所に当たってしまう。それから何度も阿多は撃ってみるが、やはり全然怪人には当たらない。阿多は、苛立ちを募らせていた。
「コイツら、強いぞ。恐らくヒーロー達の幹部のヤツだ」
怪人達は、相手が自分達の力より強い事を悟り、慌て出す。
「貴様達、雑魚怪人では荷が重いであろう。どけ!俺が殺る!」
怪人達の集団の中から、猿の顔をした怪人が前に出て来る。
ウキィと奇声を上げたかと思うと、猿の怪人は疾風の如く、イナズマダンディーの方へと掛けて行く。イナズマダンディーは、猿の怪人に稲妻を放つ。
しかし、猿の怪人は高速の動きでそれを交わし、イナズマダンディーの顔面に蹴りを食らわせる。イナズマダンディーは吹き飛ばされ、地面に倒れる。
「ウキキキ、知っているか?ヒーローども。俺達、怪人にはランクって物があるんだ。その辺にいるのは雑魚怪人。つまり、三流の弱い怪人なんだ。だが、俺は違う。俺は幹部候補の怪人。要するに、強いって事だ」
猿の怪人は笑みを浮かべ、イナズマダンディーを見下ろしている。イナズマダンディーは、蹴られた所を押さえながら立ち上がる。
「イナズマダンディー、一斉にあの猿に攻撃を放つぞ!」
ウインドキッドは相手が自分達よりも格上だと悟り、イナズマダンディーと二人掛かりで倒そうと提案する。
二人のヒーローは、両手から稲妻と竜巻を放ち、猿の怪人を倒そうとする。が、動きが速すぎて当たらない。またもや猿の怪人から反撃に遭い、二人は顔面を蹴られる。そして二人のヒーローは、地面に叩き付けられる。
「ウキキキ、この程度か?ヒーローの幹部と言うのは。良いことを教えてやろう。俺は幹部候補だが、俺よりも幹部の怪人はもちろん強い。幹部の怪人は、全部で十人いる。絶望しろ、ヒーローども!これだけの戦力の差があるのだ」
ウインドキッドは、悔しくて小刻みに震えている。幹部の怪人カマキリンと戦った時の記憶が、思い起こされる。
自分達は弱く、敵は強大である。認めたくない事実を再び突き付けられる。
「あんた達、何やってんのよ?いつまでバスの中で待たせるつもり?遅いと思って見に来てみれば、派手にやられてるし!あんた達、ブチ殺すわよ!」
ウインドキッドは声の主の方へ振り返る。バスで待っていたはずの氷子が、叫んでいる。しびれを切らせ、ここへやって来たのだと、ウインドキッドは悟る。敵よりもヤバい人が来たと、ウインドキッドは恐怖する。
「全員、ブチ殺してやるわ!覚悟しなさい!いい女を待たせた代償は高く付くわよ」
氷子は腕を交差させ、変身と叫ぶ。全身が光に包まれる。そして、光の中からヒロインが現れる。
氷子はブレストの力を借り、氷を操るヒロイン、アイスギャルへと変身したのであった。
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