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あなたは世界で一番強いヒーローになりたいですか?(注)ただしアホになりますが・・・  作者: かたりべダンロー
四章

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怪人達の計画

良かったら、読んでいって下さい。


アニメ好きなら、分かってくれるはずというテーマで書いた

"アニメ好き限定!掟破りのモテ戦略"が完結して、掲載しています。


美女がどんな男を好きになるか?というテーマで書いた女性目線の異世界恋愛。

"美女が惚れるエロ侍"も同時連載してます。


良かったら、他の作品もよろしくお願いします。




阿多は、山田に先を急ごうと、目で合図を送る。愛花達を助けて、早くこの地を離れなければと、阿多は行動を急ぎ出す。


怪人の集まっている倉庫から、阿多達が移動しようとしたその時、ザワザワとした空気がピタリと止み、倉庫内は水を打った様に静まり返る。


阿多達はその異変が気になり、もう一度倉庫内を覗き込む。倉庫内の怪人達は全員、倉庫の二階のオープンになっている所を見上げている。


その方角には全身を黒の鎧で固め、黒のマントをなびかせ、威圧感のある風貌の怪人が、下にいる怪人達を見下ろしている。


阿多は、その黒ずくめの怪人に視線と心を奪われる。今まで、ナンバー2、ナンバー3という強者の怪人と相対してきた阿多だったが、目の前にいる黒ずくめの怪人の格の違いを肌で感じていた。


「阿多さん。私も今まで遭遇した事がなかったんですが、恐らくあの黒ずくめの怪人、ボスのブラックハートだと思われます」


山田が緊張した声で呟く。彼の額からは、冷や汗と思われる物が吹き出し、小刻みに震えている。


アイツが怪人のボス・・・・。倒さなければならない、最大の相手・・・。


阿多は再度、認識し直す為、黒ずくめの怪人をじっと見据える。


「いよいよ我等、怪人達が世界征服に向け、大々的に世間に力を見せ付ける時が来た!二日後、S市壊滅計画を決行する!S市の人間どもを、ここにいる百人を越す怪人達で、一斉に全て狩るのだ!」


黒ずくめの怪人、ブラックハートは下の階にいる怪人達を鼓舞する。怪人達はおーっという歓声を上げ、皆、テンションが上がっている。


「何だって、そんな事をされたら、誰も奴等を止める事が出来ない。英雄仮面同盟のヒーローは、新人や素人を含めても、全員で三十名程度しかいないんだぞ。戦力差が違い過ぎる・・・」


山田は、何故こんなにすんなり、敵の巣窟に潜入出来たのか、不思議でならなかった。


この怪人達は、どの組織も軍隊も、自分達に対抗出来る勢力だと思っていないのだ。潜入されても、攻め込まれても問題ないくらいに、自分達の方が強い事を確信している。


山田は呆然を通り越して、絶望のドン底に陥る。


「山田くん、しっかりしろ!今は、ここにいる人達の救出の事だけ考えんるんだ!」


阿多は、山田の肩をポンと叩き、我に返る様に促す。


「スイマセン、阿多さん。目的を見失う所でした。ありがとうございます」

「さぁ、今の内に取り残された人達を助けに行こう!」


山田は、阿多に救われた、そんな感覚になる。この人はやはり、何かを持っているなと、山田は阿多に対して尊敬の念を再度感じる。


阿多達、三人は足早に目的地のカフェを目指す。道中、怪人達がいるかもしれないので、三人は警戒しながら暗闇の中を進む。そして、一行はカフェに到着し、彼等は必死で捜索を開始する。


阿多は、小声で愛花の名を呼ぶ。すると、カフェの奥の方から、ゴソゴソという物音が聞こえる。誰かが出て来た、阿多はそう感じ、手の中の懐中電灯でその場所を照らす。


「阿多くん?・・・阿多くんなの?」

暗闇の中、阿多は聞き覚えのある声を聞く。阿多は、声のする方向に懐中電灯を動かし、目を凝らす。女性らしき人が暗闇から現れる。


その女性は、探していた人、愛花であった。









読んで頂き、ありがとうございました。

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