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あなたは世界で一番強いヒーローになりたいですか?(注)ただしアホになりますが・・・  作者: かたりべダンロー
四章

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40/82

すぐ近くにいた被害者

良かったら、読んでいって下さい。


アニメ好きなら、分かってくれるはずというテーマで書いた

"アニメ好き限定!掟破りのモテ戦略"が完結して、掲載しています。


美女がどんな男を好きになるか?というテーマで書いた女性目線の異世界恋愛。

"美女が惚れるエロ侍"も同時連載してます。


良かったら、他の作品もよろしくお願いします。




次に山田は、その後ろにいる、綺麗な大人しそうな女の子を紹介する。


「彼女は氷子(ひょうこ)さんです。変身すると、氷を使うヒロイン、アイスギャルになります。キモクサマンを除けば、彼女がうちで最強になります。私は彼女達に強さの面で、抜かれた形になりました」


山田が、ちょっと悔しそうにそう言うと、クールな美女、氷子はジロリと阿多の方を見る。


「阿多と言います。これから、よろしくお願いします、氷子さん」

阿多は相手が美女なので、少し緊張気味に、こちらにも丁寧に挨拶する。


「私に話し掛けないで。ブチ殺すわよ。ただ殺すんじゃないわよ。ブチ殺すのよ。意味、分かる?」


氷子は只でさえ冷たい視線を、より強めて、阿多を睨んでくる。


「ひいいいい・・・」

阿多は思わず、悲鳴を上げ、山田に助けを求める。


「彼女、照れ屋さんでツンデレさんなので、気にしないで下さい」

「いや、でも目が本気だよ・・・」


「大丈夫ですよ。ホントに殺したりしないので。関節技、極められて骨を折った奴と、絞められて失神した奴は居ましたが、実際に殺された奴は、人間ではまだ居ません」


山田は、軽く笑いながら言う。阿多は骨折も、絞め落とされるのも、嫌なんだけどなと思いながら、氷子を再び見る。氷子はまた気にもせず、窓の外を見ている。


「最後に一番奥の奴ですが、名前は星です。ヒーロー名は、スタアボウイと言います。星の形をした武器を使うヒーローです。寝かせといてあげて下さい。起きると、うるさいので・・・」


山田の説明を受け、阿多は再び、星と言う高校生くらいの男の子を確認する。阿多は、なるほど曲者ぞろいで大変だなと、山田に呟く。


「いえ、キモクサマンに比べれば、三人とも全然カワイイ者ですよ。」

山田は苦笑いを浮かべる。阿多は、自分がキモクサマンに変身した時に、かなり迷惑を掛けていた事を察知し、山田に何度も謝る。


「阿多さん、これを渡して置きます。丸腰では、話になりませんからね」

山田は鞄から銃を取り出し、阿多に手渡す。


「普通の拳銃よりも威力がある、レーザーガンです。弱い怪人なら、一発で倒せます。もちろん、人に当たれば、タダじゃすみませんが・・・・」

阿多は、物騒だからと言って、受け取るのを拒否する。


「キモクサマンのブレストに比べたら、こんなの物騒な内に入らないですよ。それに阿多さん、今から行くのは敵の本拠地ですよ。覚悟してるんですよね?」


阿多は山田に耳打ちされると、無言で頷き、レーザーガンを受け取る。


「すんません、寝ていました!」

一番後ろで寝ていた、高校生くらいの男の子、星が突然、飛び起きる。


「確か、氷子さんに話し掛けていて、殺すわよって言われたんです。それでもお喋りしたかったので、話し掛けていたら、後ろに回られて絞められてから意識が無くなって・・・・。あれ?山田さん、その方は新人の方ですか?」


阿多は思った・・・。

すぐ近くに、氷子から被害を受けた者がいた・・・、と。


「あ、僕は星と言います。僕の自己紹介ですか?えーと、年齢は18です。趣味ですか?そうですね、小説とか読むのが好きですね。え、好きな女性のタイプですか?えーと・・・」


星がマシンガンの様に、阿多に喋りかけたその時・・・・


「あんまり、うるさいとまた、飛ばすわよ・・・」


クールなお姉様、氷子様の一言でバスの中は、皆、沈黙し、重い空気が漂った・・・・。


















読んで頂き、ありがとうございました。

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