表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あなたは世界で一番強いヒーローになりたいですか?(注)ただしアホになりますが・・・  作者: かたりべダンロー
三章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

37/82

悪の巣窟

良かったら、読んでいって下さい。


アニメ好きの為の小説、"アニメ好き限定!掟破りのモテ戦略"が完結して、掲載しています。


現在、三作目の"美女が惚れるエロ侍"も同時に連載しています。エロくてカッコいい男を目指している人にオススメの作品になってます。


良かったら、よろしくお願いします。




「どう言う事?キモクサマンが悪くないって?」

阿多は、キモクサマンに変身している時の記憶はない。直接、キモクサマンと関わった人達の気持ちを聞くのは、阿多にとって初めての経験だった。


「キモクサマンだけが、僕達を助けてくれたんだ。他の人達は、誰も助けてくれなかったんだ。キモクサマンは、ちょっとオナラが出ただけなんだよ」


タケルは真剣に、阿多の目を見て話す。阿多はタケルくんは、キモクサマンの事を分かってくれていると嬉しく思う。


「そうなんです。赤鬼の怪人を倒したのは、キモクサマンなんです。イケメンインテリズが倒したと世間の皆さんは言ってますが、事実ではありません。キモクサマンがいなければ、私達は赤鬼の怪人に殺されていました」


タケルの母親が、それに付け加える。


「僕は信じますよ。タケルくんとお母さんの事を。キモクサマンは赤鬼の怪人を倒して、二人を助けたって」


阿多は、自分はやはり間違っていなかったんだと確信する。


キモクサマンは完璧なヒーローではないのだ。二人の命を守るという、最優先事項を達成した結果、アクシデントで二人を病院送りにしてしまったという事なのだ。


阿多は元気を取り戻した。


「それでは、そろそろ帰ります。二人の元気な顔が見られて、ホント良かったです。また退院したら、スーパーに買い物に来て下さいね」


阿多は、タケルと彼の母親に挨拶にして、二人の病室を後にする。足取りが軽い。気分がすごくいい。そんな気分良く、阿多が帰っている時であった。



阿多が、病院の出入口に差し掛かった時、ピーポーと音を鳴らしながら、救急車が一台、出入口の所へ入って来る。


看護士達が何人か、救急車に急いで駆け寄っている。救急車の中から、ストレッチャーと呼ばれる車輪付きの担架に乗った怪我人が出て来る。


怪我人は、腕から大量の出血をしている。阿多は、事故か何かに巻き込まれた人が、怪我をして救急車で運び込まれたのであろうと、ボーッと見ていた。


「大丈夫ですか?」

慌ただしく、看護士がストレッチャーを運びながら、怪我人に状態の確認をしている。


「怪人に、怪人にやられた。倉庫街が怪人達の巣窟になっている。まだ、他に人がいるんだ!誰か、助けに行ってくれ!」


怪我人は必死で看護士の腕を掴み、訴え掛けている。そして、ストレッチャーは病院の奥へと運ばれて行く。


「え・・・」

阿多は、その一部始終を見ていた。頭の中で引っ掛かるキーワードを整理する。


今、倉庫街が怪人の巣窟って言ってたよな・・・。他に人がまだ残っている・・・。誰か、倉庫街に行くって言ってなかったっけ?


阿多は必死で思い出そうとする。


そうだ、愛花だ。愛花が友達とランチをしに、倉庫街へ行くと言っていた。


阿多は、愛花が大変な状況に巻き込まれたのではと、不安になる。阿多は、自分の左手首を確認する。自分にはもう、キモクサマンに変身出来るブレストがないのだ。


誰かの力を借りなければ・・・。


駄段さんはS市退去命令が下され、近くにはいない。

後は頼れるのは、英雄仮面同盟の山田しかいない。


でも、あの怪我人が怪人の巣窟と言っていた。恐らく、怪人が大勢いると考えられる。


ウインドキッドという、風を操るヒーローに変身出来る山田とは言え、一人では無理だ。多勢に無勢、殺されてしまうのが落ちだ。



ヒーローチーム・・・。阿多は、救出作戦の構想を練っていた。


















読んで頂き、ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ