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あなたは世界で一番強いヒーローになりたいですか?(注)ただしアホになりますが・・・  作者: かたりべダンロー
三章

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34/82

駄段と女性市長の死闘

良かったら、読んでいって下さい。


アニメ好きの為の小説、"アニメ好き限定!掟破りのモテ戦略"が完結して、掲載しています。


現在、三作目の"美女が惚れるエロ侍"も同時に連載しています。恐らく、新感覚のファンタジー小説です。


良かったら、他の作品もよろしくお願いします。




山田は、事実が捏造されている事に、怒りで身体が震える。キモクサマンが、赤鬼の怪人を倒した事に、間違いはないはずなのに、何故なんだ。


そんなにこの市長は、我々、英雄仮面同盟とキモクサマンを悪者にして、イケメンインテリズを推したいのか?


しかし、ここで市長の話を否定しても、こちらの心証が悪くなるばかりだ。山田は怒りをグッと堪えて、作り笑いをし、座間巣市長に答える。


「そうですね。こちらの情報の間違いかもしれません。イケメンインテリズが、赤鬼の怪人を倒したのかもしれないですね」


「そうザマス。イケメンインテリズが、嘘をつくはずないザマス」


座間巣市長は、ブスッとした表情をしている。性格の悪そうな顔が余計に際立って、意地悪そうに見える。座間巣市長は太った身体をゆっくり起こし、再びソファーに座り直す。


「と言う事で、キモクサマンに対して、S市退去命令を勧告しようと思うザマス。私も女性なので、キモクサマンが嫌で、怖いザマスから。意義はないザマスね?」


女性市長は山田と駄段を交互に見ながら、圧力をかけてくる。山田は状況がかなり劣勢なので、何とか打開しようと必死で思考する。


「市長のお気持ち、分かります。容姿端麗な市長ですから、余計にそう感じると思います」

山田は、お世辞作戦しかないと必死で取り繕う。


駄段が驚いた顔で、山田の方を見る。この女に容姿端麗ってマジか、という視線で合図して来る。


言わなきゃ仕方ないでしょと、山田は視線で駄段に送り返す。二人はまるで、一流のサッカー選手並みのアイコンタクトで意思の疎通を図る。


「そうなんザマス。わたくし、男性から好色の目で見られてしまうので、困ってしまうザマス。ホホホホ」

座間巣市長は、明らかに上機嫌になる。


山田と駄段はこいつ、ナンシストかと、げんなりした表情を浮かべる。


「駄段さんは、先程からあまりお話されていませんが、どうお考えザマスですか?」

座間巣市長が、急に駄段に話を振る。


山田は、その人に話をさせると大変な事になると、凄く焦り出す。


「キモクサマンに関して言えば、市長は大丈夫だと思います」

駄段は、科学者っぽく知的に答える。


「あら?なぜかしらザマス?」


「キモクサマンは綺麗な女性、又は可愛い女性じゃないと抱き付かないからです。市長はその点、問題ないので抱き付かれないのです」


「それはつまり、わたくしがブサイクだと言いたいザマスか?」

市長は、ピクピクと顔が痙攣している。


「人間、見た目だけじゃないですよ、市長。元気出して下さい、ハハハ」

駄段は、笑顔で爽やかに答える。


山田は、やってしまったと、慌てて市長の顔を見る。市長は、鬼の形相になっている。


「てめえ、コラ!ぶっ飛ばすぞ、ザマス」

座間巣市長は立ち上がり、駄段の胸ぐらを掴む。


「こっちも我慢の限界だ!上等だ!表出ろや!」

駄段も座間巣市長の胸ぐらを掴み、取っ組み合いになる。


何事かと慌てて、市長室に入って来た市役所の職員達に、座間巣市長と駄段は羽交い締めにされる。山田は頭を抱えて、うつむいている。


「てめえ、絶対、S市に住めなくしてやるからな!ザマス!」


市長にそう挑発されると、駄段は職員に取り押さえられながら、啖呵を切る。


「市長ごときが、そんな事出来る訳ねえだろが!やれるもんなら、やってみやがれ!」





三日後、世論の力を借り、駄段とキモクサマンのS市退去命令が市から下される・・・・。






読んで頂き、ありがとうございました。

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