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あなたは世界で一番強いヒーローになりたいですか?(注)ただしアホになりますが・・・  作者: かたりべダンロー
三章

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30/82

それを食らうと、一週間以上苦しむそうです

良かったら、読んでいって下さい。


モテるアニメオタクとはを、テーマに書いた小説、"アニメ好き限定!掟破りのモテ戦略"が完結して、掲載しています。


現在、三作目の"美女が惚れるエロ侍"も同時に連載しています。女性視点から見た、エロくて、カッコいい男の小説になってます。


良かったら、こちらもよろしくお願いします。




「このガキを助けたい奴、俺に文句がある奴、この舞台の上に上がって来い!」

赤鬼の怪人オニサンレッドは、イケメンインテリズの二人が、去って行ったので、今度は観客側の野次馬達の中から戦う相手を探す。


阿多は悩んでいた。イケメンインテリズが、まさかの戦闘拒否を行ったので、タケル君達を助けに行く者がいなくなったのだ。


頼りの山田は、一時間後じゃないと来られない。駄段はお腹痛いとか言って、無理だし。


阿多は、キモクサマンに変身するかどうかを迷っていた。今までのケースとは違うのだ。


今回、もし変身すれば、自分はこの街に住めなくなるかもしれない。ヒーローをクビになるかもしれない。


でも、自分はタケル君を助けたいのだ・・・・。


阿多は左手首に着けているブレストに、想いを込める。


頼む、キモクサマン。どうか、今回だけは暴走しないでくれ。あの子を助けたいんだ。力を貸してくれ。


阿多は覚悟を決めた。両腕を交差し、変身と呟く。




「もう、分かった!このガキはここで公開処刑だ。ホント、根性の無い奴等だな。もう一回だけ言ってやる。文句のある奴、この舞台へ上がって来い!」


怪人は再び叫ぶ。会場が一瞬、静まり返る。


怪人オニサンレッドは、背後から人の気配を感じる。誰か舞台の上に上がっている。オニサンレッドは嫌な予感がして、振り向いて、確認する。


そこには、どう見ても変質者と思われる男が、お尻をフリフリして、立っていた。


頭には一輪の花が咲き、目にはゴーグル、鼻水とヨダレまみれである。身体はプロテクターで覆われており、黒のブリーフ姿で、よく見ると漏らしている。ブリーフからは水滴が垂れて、足を伝って流れている。


舞台下にいた野次馬の一人が気付く。

「あれって、キモクサマンじゃね?」

「そうだ。キモクサマンだ!」


会場は騒然となり、人々はパニックになる。怪人の出現には、怖いもの見たさで残っていた人々も、キモクサマンの出現により、態度が一変する。


「逃げろ!キモクサマンだ!何されるか、分からねぇぞ!」

会場の人々は我先にと、逃げ出す。


それは、そうなのだ。キモクサマンの屁の匂いを嗅ぐと、身体が拒否反応の起こし、泡を吹いて失神する。一週間以上、気分が悪い状態が続き、入院しなければならないのだ。誰もそんな経験したくない。


女性にしても、あんな気持ち悪い奴に、飽きられるまで、抱き付かれたくない。必死で逃げるのは当たり前だ。


こうして、キモクサマンの出現により、会場は怪人と人質になっている親子と、キモクサマン以外誰もいなくなってしまったのである。


オニサンレッドは思った。この男、怪人の俺様より、人間に恐怖を与えるヤバい奴なのかよと・・・。


タケルとその母親も、キモクサマンの出現に呆然としている。


だが、オニサンレッドは不敵な笑みを浮かべる。


「先に言っておくぜ、キモクサマンよ。俺は今までの怪人とは違うぜ。俺は過去の怪人と、お前の戦いのデータを取っている。つまり、キモクサマン対策が万全と言う事だ」


赤鬼の怪人は自信満々にキモクサマンに言い放つ。

キモクサマンはただ、鼻くそをほじっていた。
























読んで頂きありがとうございました。

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