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あなたは世界で一番強いヒーローになりたいですか?(注)ただしアホになりますが・・・  作者: かたりべダンロー
三章

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28/82

今回は戦えません

良かったら、読んでいって下さい。


アニメ好きの為の小説、"アニメ好き限定!掟破りのモテ戦略"が完結して、掲載しています。


現在、三作目の"美女が惚れるエロ侍"も同時に連載しています。エロくてカッコいい男を目指している人にオススメの作品になってます。


良かったら、よろしくお願いします。




阿多は今の状況を冷静に確認する。


舞台の右側には、赤鬼の怪人が男の子を捕らえ、人質の様な形を取っている。


舞台中央には男の子のお母さんが、我が子を助けようと、何とか怪人を説得している。


舞台左側にはイケメンインテリズのヒーローが二人いて、怪人と男の子の方を見ている。


阿多は怪人に近い方の舞台袖にいて、様子を見ている。怪人は阿多側を背にしているので、阿多には気付きにくいと思われる。


つまり、舞台上には五人の人物がいて、その舞台袖に阿多がいる状況になっている。


舞台の観客側には、ヒーローが怪人とどう戦うのか、気になっている野次馬の様な人達が残っている。



阿多は現在、変身禁止命令をボスである駄段から受けている。会社員をしていて、しかも真面目な性格の阿多は、規則を忠実に守る人生を送って来た男だ。命令違反など、もってのほかだ。


阿多は、英雄仮面同盟のボスである駄段と、ヒーロー名ウインドキッドこと山田に、応援要請のメールを送る。


そして、一番近くにいる謎のヒーロー達、イケメンインテリズ達に期待をかける。



「どうした?ヒーロー達。かかって来ないのか?」

赤鬼の怪人は、目の前にいるヒーロー二人に、挑発をして来る。


「あなた、お名前は何て言うのですか?」

金髪で長髪のヒーローの方が、怪人に話し出す。身体にはキラキラのプロテクターを着けており、とても派手な印象を受ける。


「俺の名はオニサンレッド。貴様等は何と言うのだ?」

阿多は、律儀に自己紹介し合うんですか、と心の中で突っ込みを入れる。


「俺の名はメッサイケメン。女の子にモテモテでしょうがないヒーローだ。こっちのメガネがゴッツインテリだ」


金髪長髪のヒーローは自分の自己紹介をし、隣のヒーローの紹介もする。隣のメガネをかけ、七三に黒髪を分けているヒーローがどうもと怪人に挨拶する。



そんな一連の様子を見ている時に、山田から返信のメールが届く。


"そこの場所まで一時間くらいかかります。なるべく早く向かいます"


一時間・・・、それは、正直きついなと阿多は嘆く。一番期待していた山田が、助けに来るのが厳しいので、阿多はショックを受ける。


続いて、駄段からの返信が届く。


"お腹痛い・・・。トイレから出れません。助けて。"


阿多はガックリとうつむく。助けて欲しいのは自分なのにと心の中で呟く。何て間が悪いんだ。この人も頼りに出来ない。阿多はまた、目の前の謎のヒーロー達を頼りにしてしまう。


あれ、まさか。阿多は人質になっている親子が、見覚えのある人だと、今頃になって気付く。


やっぱり、そうだ。タケル君だ。お母さんと一緒に、阿多の勤務しているスーパーニクニクマートへ、よく買い物に来てくれる男の子だ。


タケル君はスーパーに買い物に来ると、すぐに阿多の所へ寄って行く。そして、阿多のお兄ちゃんなどと言って、阿多に凄く懐いている男の子なのだ。



阿多はどうすればタケル君を助けられるのかを、考えていた。





読んで頂きありがとうございました。

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