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あなたは世界で一番強いヒーローになりたいですか?(注)ただしアホになりますが・・・  作者: かたりべダンロー
二章

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19/82

自称ナンバーワンのヒーロー

よろしくお願いします。

二作目の「アニメ好き限定!オキテ破りのモテ戦略」が完結しました。

良かったらそちらもどうぞよろしくお願いします。

この異様なキモクサマンの出現により、動きが止まっていた怪人カマキリンに突如、竜巻が襲う。

カマキリンは、殺そうとしていた男の子の前から、吹っ飛ばされ、メリーゴーランドに叩きつけられる。



「坊や、大丈夫かい?向こうで君のお母さんが、探していたよ。早く行きなさい」


その声の持ち主は、正義のヒーロー、ウインドキッドの物だった。男の子は、この優しい声とカッコいい正義のヒーローの姿を見て、安心して、母親のいる方角へと、走って行った。



額の風車とキャップが、トレードマークのウインドキッドは、横にいる嫌がる女性に、抱き付いて離れない、気持ち悪い男を横目で見る。



「あんた、何やってんだ!子供が殺されそうな時に、馬鹿なのか!」


ウインドキッドは、キモクサマンに激しく罵声を浴びせる。が、キモクサマンは相変わらず、下品な笑い声を上げ、気にも止めていない。




「さっきの竜巻は、貴様が放ったものか?」


怪人カマキリンは、ゆっくりと立ち上がると、ウインドキッドの方を睨み付ける。


「そうだ。私は、英雄仮面同盟のナンバーワン、ウインドキッドだ」

ウインドキッドは、自分の方に近付いて来る怪人に対して、身構える。



「目障りなヒーローか。貴様を始末すれば、俺の面子も少しは保たれるか」


カマキリンは、ウインドキッドに向かって突進し、右手の大鎌を振り下ろす。


風の盾(ウインドシールド)よ」


ウインドキッドは、風で作り上げた盾を、両腕に纏い、カマキリンの大鎌を防ぐ。鈍い音が辺りに響き、ウインドキッドは少し後退する。


「我が力、ウインドキッドは駄段博士の改良により、以前よりも、数段強くなったのだ。かつて、英雄仮面同盟最強と呼ばれた、ファイアバンドさんよりも強く。私に勝てる怪人は、もはやいまい!」


ウインドキッドは両腕を前に出し、風の刃を放つ。複数の風の刃が、カマキリンを捉える。


しかし、カマキリンは両腕の大鎌で、身体を守ろうとする。風の轟音と共に、カマキリンの身体に、切り傷が刻まれていく。



「フッ、なるほど。風使いのヒーローか。面白い」

カマキリンは、大鎌の防御を解除すると、不敵な笑みを浮かべる。


対照的に、ウインドキッドは、自分の攻撃が思った程、効果がなかった為、焦りを感じる。


「俺も、同じような技を持っている」


カマキリンが、大鎌をウインドキッドと離れた位置から振り下ろすと、先程のウインドキッドの風の刃と同様の物が、ヒーローを襲う。


ウインドキッドは、再び風の盾を出し、防ごうとする。が、怪人の技はヒーローの技よりも、数も威力も格段に上だった。


ウインドキッドは吹っ飛ばされ、地面に仰向けになって倒れる。ウインドキッドは、素早く立ち上がり、両腕を前に出し、今度は竜巻を放つ。


カマキリンは、右手の大鎌で、竜巻を振り払い、竜巻の軌道を変える。行き場の変わった竜巻は、遊園地の建物の壁へと激突し、壁は粉々に吹き飛ぶ。




キモクサマンは、これをまるで子供が、遊園地でヒーローショーを観るような感じで、目を輝かせ、楽しんで観ていた。















読んで頂きありがとうございました。

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