決着!!そして確信犯かよの巻
よろしくお願いします。
ゴリクマオトコは、プロテクターの男に体当たりを仕掛ける。しかし、プロテクターの男は、ゴリクマオトコを待ち構えて、パンチの体制に入る。凄まじい轟音が辺りに響く。プロテクターの男のパンチが、ゴリクマオトコに炸裂したのだ。ゴリクマオトコの上半身は吹き飛び、肉片が辺りに飛び散る。
こうして、ヒーローと怪人の二人の戦いは、決着した・・・・・・・
阿多が目を覚ますと、そこは見覚えのない部屋でベッドの上で横たわっていた。どれくらい眠っていたのだろうか。体中が酷く痛い。物凄い疲れている。頭もボーっとしている。気分も悪い。
辺りを見回すと、駄段と見知らぬ若い男が、座って話をしている。阿多は、重い体をゆっくり起こし、二人に話し掛ける。
「ここは一体どこなんですか?僕はどうなってしまったんですか?」
「気が付いたかね?体は大丈夫なのか?」
駄段は、阿多のベッドの方へと駆け寄る。阿多は、何とかと大丈夫ですと答える。
「ここは英雄仮面同盟の本部の医務室だ。君はクレイジーフールに変身して、怪人と戦ったんじゃ」
「怪人?そうだ!あの怪人はどうなりました?人質のみんなは無事なんですか?」
阿多は、ベッドから飛び起きようとするが、体が思うように動かない。
「怪人は君がパンチ一発で倒したよ。人質の方は一人助けられなかった方がいる。非常に残念じゃ。あとの生存者は全員入院しておる」
駄段は、目を伏せながら説明する。
「犠牲になった方の事は覚えています。変身前の出来事だったので・・・。でも変身してからの事が全然思い出せないんです。何があったのか説明して下さい」
阿多は駄段にしがみつく。
「私が代わりに説明しますよ。生存者の方々は、あなたのオナラのせいで、全員病院送りになったんですよ。まるで、毒ガスのようなあなたのオナラでね」
若い男が席を立ち、阿多の方へ近付きながら、説明する。男は阿多を見下したような目で見る。
阿多は、自分のせいで人質が病院送りになったと言われても、まるで覚えがないので困惑する。
「申し遅れましたね。私は山田と申します。あなたと同じ英雄仮面同盟のヒーローです。私は、ウインドキッドと言う、風を操るヒーローに変身することができます」
その若い山田という男は、皮肉だけを言うと、再び駄段の方を見て、お願いしますという合図を目で送る。
「君にはちゃんと説明しないといけないな。クレイジーフールの能力と特性について」
駄段は一度山田に目を向けた後、また阿多の方を見て説明し出す。
阿多は普通こういうのって、変身装置を渡す前にキチンと説明するんじゃないかなと思いながら、駄段の話に注意を向ける。
「実を言うと、君に今までクレイジーフールについて詳しく説明しなかったのは、それを聞くと君が変身装置を受け取るのを、拒否すると思ったからじゃ。」
駄段は悪びれる様子もなく、ぶっちゃけ話をする。
阿多は、おいおい、やっぱり確信犯かよと、駄段に冷たい視線を送る。駄段はそんな阿多の表情を気にもせず、自分の作った変身装置の説明を、自信満々に説明し出す。
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