第十二話:「たまには番外編をしよう
蒼疾「なんと、今回は番外編!拍手」ナナスフィア「それはすごいですわね〜ところで、次回からはきちんと話が始まるそうじゃないですか?」蒼疾「ああ、そうだ。大体主要メンバーは出したらしいから」ナナスフィア「へぇ、知りませんでしたわ………これでライバルが増えることはないんですね?」蒼疾「まぁ、そういうことだろうなぁ。次回予告、よろしく」ナナスフィア「次回、フェアリーブレイヴ第十三話!『蒼い弓編第一話:蒼』ですわ!」蒼疾「評価………というより感想おねがいしまっす!」
第十二話:
「番外編をたまにはやろう」
調理上の注意に当たって:この料理を作ろう、または食そうと思うあなたへ……一切の責任は負うことができませんので自己責任でお願いしたいと思います。
七海
「さぁ、今日も始まりました……『天川蒼疾のぶっつけ!クッキング』。蒼疾さん、お願いしますね?」
蒼疾
「あのなぁ、そんなに料理なんてできないぞ…今日は『豚の味噌煮』を作りたいと思います」
奈々枝
「その割にはやる気満々ね、蒼疾」
蒼疾
「奈々枝、助手は二人も要らないぞ」
菜々子
「そうだよ、七海おにいちゃんに奈々枝おねえちゃん!」
蒼疾
「菜々子先輩いれて三人じゃねぇか!」
ナナスティア
「ここにもいるっす!四人っすよ!」
蒼疾
「な、ナナスティアまで……」
ナナスフィア
「わたくしもいましてよ♪おーっほっほ!」
蒼疾
「もう何もコメントする気にもならん……え〜まず、深めのフライパンに200ccの水とまぁ、適量(人それぞれ)の味噌を入れて火をつけます。火は中火で煮立ってきたらお酒大さじ三杯としょうゆ小さじ一杯をいれ……」
七海
「あ、私甘いものが好きなので佐藤入れますね!」
佐藤
「佐藤、いきまーす!」
蒼疾
「そっちの佐藤?というか、誰だよ……ま、まぁ、気を取り直してフライパンの中身がどろどろになる前に安物でもいいので豚肉六百グラムぐらい放り込みます」
菜々子
「じゃ、わたしはチョコレートを入れるね♪」
奈々枝
「えっと、じゃああたしは蒼疾に食べてもらうためにあ、愛情を……」
ナナスティア
「そうはさせないっす!うちが先にいれるっす!」
ナナスフィア
「あなたたちの愛情なんて哀情にちがいありませんわ!お父様の愛嬢であるわたくしが入れるものこそが本物の愛情であるに決まっています!」
蒼疾
「ええぇい!邪魔!えっと、それからある程度煮立ってきて味もついてきたなぁとおもったらここでみりんを加えます。量としては小さじ二杯程度ですね」
奈々枝
「こ、今度こそ愛情を……」
ナナスティア
「させないっす!」
菜々子(裏)
「今のうちにわたしが愛情いれるんだ!」
ナナスフィア
「まるほっぺにはさせませんわ!」
七海
「じゃ、私が当然の権利で……」
奈々枝&菜々子&ナナスティア&ナナスフィア
「「「「させない」」」」
七海
「きゃあああああ!!!変態!脱がされます!!蒼疾さん!!助けてください!」
蒼疾
「ええい!じゃま!!!!というかお前らうるさすぎだろ!!」
奈々枝
「た、大変!焦げてるわ!」
蒼疾
「ほら見ろ!底が焦げてる!どうしてくれるんだ!!ちょっと縛ってやる!」
菜々子
「あ、だ、だめだよ蒼疾お兄ちゃん……みんなが見てるから……」
蒼疾
「す、すみません」
ナナスティア
「何してるっすか!蒼疾君!おしおきっす!変身するっす!」
蒼疾
「何!?変身しただと!?一般人に勝ちめねぇだろ!三十六計逃げるにしかず!」
ナナスフィア
「逃がさなくってよ!変身!」
蒼疾
「挟み撃ち!?だがまだ甘いわぁ!!さらば!」
七海
「逃がしませんよ、蒼疾さん!」
蒼疾
「や、やられる!?だが、ここでやられるわけには……ぐはっ!」
――――――
佐藤
「完成したら深めの皿にご飯をついでその上からかければ完成だぜ、ベイベ♪おっと、気をつけないといけないのは佐藤の投入時期だぜ?じゃ、アディオス!」