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掌編

安らかな眠りを求め

作者: 想弥 蒼

涙で哀しい夜は そっと静かに踊りましょう

あなたのいない寂しさを忘れる為

私のこころを紛らわす為

涙で哀しい夜は そっと静かに歌いましょう

あなたの残した思い出を

ひとりで涙なんて流さないように

涙で哀しい夜は そっと静かに眠りましょう

あなたの夢を願いながら

どうか どうか


ずっと一緒だと思ってた

誰もが疑わなかった

なのに、どうしてだろう?


涙で哀しい夜は あなたのせい

当たり前の日常こそが何よりの幸福だったんだね

そんな日々がいつまでも続くと信じてた

永遠なんてありもしなかったのに



星が降る夜は そっと静かに泣きましょう

幼き頃にあなたが言った夢物語の中で

ただただ溢れる哀しき想いの中で

星が降る夜は そっと静かに話しましょう

夜空に浮かぶ星たちに

私のゆくべき道を指し示してもらえるように


あなたを失って初めて気付きました

もう遅いのかもしれないけれど

私はあなたが大好きだったこと


星が降る夜は空が綺麗です

だって曇りならそれすらも見えないでしょう?

こんなに簡単なことだったのに

今頃気付くなんてね

あなたを失って 初めて気付いたの


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