降臨!!恐怖の大王
1999年7の月、恐怖の大王は舞い降りていた。
恐怖の大王はある部屋にいた。そして、意気揚々と外に出た。
「どうもどうも、恐怖の大王です。」
しかし、みんな恐怖の大王の事なんて見ちゃいない。いそいそとしてて眼中に入らない。
まあいいや、恐怖させればみんな見てくれるさ。と、思いながらどうやって恐怖を与えるか考えていた。
食い逃げ、ピンポンダッシュ、スカートめくり、足かっくん、ねえねえって肩に手をやってほっぺたに指を突き立てるヤツ、などなどたくさん考えながらニヤニヤとしていると、ふと大型テレビジョンからニュースが流れてきた。それを見て恐怖の大王はオドロンパ。
「こ、こいつらは・・・恐怖の大王か・・・?」
自分なんかよりもはるかに上を行く悪さをしている人間達を見て、恐怖の大王の全身を鳥肌が覆い隠した。
周りを見ても、誰一人としてこのニュースに恐怖する人がいない。
「な、なんで・・・・・・」
そう思っているとなんだか周りにいる人たちがだんだん怖くなってきた恐怖の大王。額から脂汗がふきだし、恐怖の大王は恐怖に囲まれてしまった。
恐怖の大王は走り出した。しかし、行けども行けども恐怖は回りに溢れている。恐怖の大王は息をあげながら自分のいた部屋に戻ってきた。そして、急いで変な装置に入る。
装置から出ると目の前のおじさんが恐怖の大王に問いかけた。
「どうだ!!みなを恐怖のどん底に突き落としたか!?」
恐怖の大王は答えた。
「未来は・・・恐怖の大王が溢れてる・・・。オレが行かなくったって、予言は当たってたのさ」
ノストラダムスと恐怖の大王は立ち尽くしている。
足カックンにスカートめくり・・・。
怖すぎてちびりそうだ!!