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破壊少女の異世界放浪  作者: NoMo:re
世界群1 「幸せを求めて」
9/12

世界7:真っ暗な世界

 この世界は真っ暗だった。

 空は煙や灰で覆われ、日の光がほとんど届かない。

 活気もなくどんよりとした雰囲気が漂っている。

 人々が生きながら死んでいるような、このまま衰退していきそうな世界。

 自分のこれまでの道のりと似たような感じがして、なんだか少し休めそうな気がした。




 こんな世界だからか誰も幸せそうではなかった。嫉妬の気持ちが湧かないからか、他の世界より比較的居心地が良かった。

 だからしばらくそのまま過ごしてみた。

 退廃的な暮らしで。なんとなく。

 でも、幸せとは程遠い。長く過ごしたところでそれが手に入る予感すらしない。

 また戻ってくることが出来たら良いなとは思いつつ、そんなわがままは叶わないであろうことが分かっているからこそ。


 忘れ去るために消し去った。

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