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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
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夢は慈悲深き白馬の王子様

作者: 古井重箱

 コーヒーは飲まないけど、コーヒー味のキャンディは好き。

 世の中にはそういった趣向をお持ちの方もいることでしょう。

 私の場合はリアル恋愛はしないけど、恋愛フレーバーは大好き。読むだけでは飽き足らず、自分でもBL小説を書いております。ラブシーンが濃いめのR18作品なのでムーンライトノベルズで活動中です。

 リアル恋愛ねー。

 娘時代はそれなりに、すったもんだがありました。想ったり想われたりの矢印がうまく通じ合わなくて、生涯の伴侶を得ることはなかったですけど。

 現在の私は不惑オーバー。

 生き物として終わりを迎えつつあるので、セクシャルな欲求は消えました。娘時代には男性の手の甲や腕に浮き出た、たくましい血管に興奮していたものです。

 このまま動物よりも植物に近くなっていくのかしらと思っていたら。

 最近よく、夢を見るんです。男の人と恋愛関係にある夢を。

 その夢がまたね、鮮やかなんです。目覚めたあとも夢のなかで体験した、男の人に守られている安心感やパートナーがいることに起因する充足感が胸に残るのです。

 なんなんでしょうね、この現象は?

 本当は恋愛がしたいという願望夢なのかな。もう枯れたと思っているけど、私はまだそちらの方が現役なのでしょうか。

 でも、セックスをする夢を見るわけじゃないんですよ。恋愛のいいところだけを抽出した余韻だけが、起きた瞬間にポンと渡されるんです。

 夢の中に肌を合わせるシーンが出てこないのは、娘時代に体験した、男性主体のときに屈辱的だったセックスがトラウマになっているのかな。

 うーん。精神分析の専門家ではないので、よく分かりません。

 今夜も眠りにつくわけですが、また恋愛の夢を見たら白馬の王子様が私にくれたギフトだと思うことにします。

 人生って不思議。

 だからこそ面白くも愛おしいです。 


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