23、初コンサートの感想
「三花ちゃん、昨日のコンサート観たよ。とても素晴らしかったよ!」
「ありがとう。」
初コンサートの翌日、学校でも今までと違い皆が私を見る目が変わっていた。
それまでは、伝説の『鏡原三花』の同姓同名だけだと思われていたらしいが、
昨日のコンサートで無事代役を果たす事が出来た。
教師陣はありひし頃の『鏡原三花』様を知っているので、どこか私を見る目が崇拝している様な眼差しを受けた。
「鏡原さん、貴女は『鏡原三花』様の同姓同名だけかと思っていたけど、見事に再来を果たしたわ。
青春時代が蘇った様だったわ。」
「僕もだよ。子供時代ファンだった『鏡原三花』が蘇った様でスクリーンにくぎ付けになり、とても興奮したよ。」
「わしもじゃよ。1999年7月某日の天災で多くの人々が天に召された。『鏡原三花』様もその一人じゃ。
まさか今になって、かつての『鏡原三花』様の再来を観れてとても嬉しいぞい。」
等々、私の初コンサートの出来に上々の評判だった。
「またコンサートは無いのかい?」
次回のコンサートの希望されたが、私にもわからない。
「いいえ、私は分かりません。次回もコンサート出来るといいと思いますね。」
「期待してるよ。」
教師の方々の評判は上々だった。
なまじ、生で『鏡原三花』様の事を知っているから、私で務まるか心配したからだ。
そして、同級生達にも評価は上々だった。
「三花ちゃん、『鏡原三花』様の記録映像そのままだったよ。私、とても感動したわ。
家族もありひし頃の『鏡原三花』様の事を覚えていたので、蘇った様でとても感動したと言っていたわよ。」
「ありがとう。」
「ソフト化したら購入させてもらうからね。」
「お願いしますね。」
等々、同級生からの感想を貰った。
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評判の良い内に第二回コンサートの計画が立てられ、次々と衣装作成されており3Dモデリングした人形等も販売された。
どうにか好評の様で私は一安心した。
私はパイロットや学業のかたわら、歌や踊りの練習をして色々な歌手の曲のカバーの練習をして次のコンサートに備えた。
第二の地球を探す旅はまだまだ続く。
あいにくとまだドンパチはしていない。
いつかその日が来るのだろうか・・・?
それまではロボットの教育型AIの学習訓練を続けて有事に備えた。
そしてそれは必然と言うべきか、遂に事は起こったのであった。
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