21、歌と踊りの練習
「鏡原隊長、任務お疲れ様でした。」
「鏡原隊長のそっくりな人形や色々なグッズ拝見させて頂きました。」
私が訓練室に入ると部下達が言ってくる。
「私にそっくりでしたでしょ?実は私も見た時はとても驚いたわよ。」
「等身大人形はまるでロウ人形みたいで驚いた事でしょうね。」
「姿形の特徴をよく捉えていましたね。まるで今作成したかのようでした。」
「伝説の『鏡原三花』のポスターやサイン等を地球から遠く離れたこの地で観る事になるなんて想像していませんでした。」
「私もそうよ。」
こうして、私と伝説の『鏡原三花』様の事について話が行われた。
「皆さん、訓練は順調ですか?」
教官が訓練室に来るなり言葉がけをしていた。
「はいっ!精一杯訓練に励んでいるで有ります!」
「それは結構。」
教官は私に向かって声をかけた。
「鏡原隊長、この前に作成した衣装が出来ました。後は歌のレッスンですね。」
「了解しました。」
「では、今からでも別室まで来て頂戴。」
そう言う事で、教育型AIの訓練は自動に任せて私は私で歌のレッスンに向かった。
別室に向かうと歌のレッスンの先生がいて、まずは発声練習からした。
「ア~、ア~、ア~、ア~ア。」
「ではこの曲から歌ってくださいね。」
まずは音源を聴かされてから即歌わされた。
それは伝説の『鏡原三花』のヒットソングであり、難しいと言われている曲だった。
しかし、私の魂に宿っていたと言うかすらすらと歌う事がなんとか出来た。
「さすがは同姓同名の事はあるわね。よく特徴を捉えています。」
「ありがとうございます。」
「まずは『鏡原三花』様の曲を全て覚えて頂きます。」
「私に出来るでしょうか・・・?」
「それは貴女の特訓とやる気次第。頑張ってください。としか言えません。」
それから『鏡原三花』の往年のヒット作並びにリリースした曲を練習した。
どの曲も2、3回聴いただけでリズムや音程を覚える事が出来てもはや完全にコピーする事がなんとかできた。
「素晴らしいですね。いとも簡単に覚えて歌えるなんて。」
音楽のレッスンの先生が褒めてくれた。
「ありがとうございます。」
「教えがいが有ると言うものです。貴女は素晴らしい才能をお持ちの様ですね。合格です。」
歌のレッスンが無事終わり、翌日は振り付けの練習をした。
振り付けは『鏡原三花』の記録ディスクに残っているデータをモニターに映し、それを観て練習した。
歌と同様、振り付けも魂に残っていた様で、『鏡原三花』の曲は簡単に覚える事が出来た。
「素晴らしい!いとも簡単に振り付けを覚えるなんて!」
振り付けの先生は私の上達具合にとても喜んでいた。
基礎体力は常日頃からトレーニングをしている為に合格点だった。
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「司令官、この調子ですと鏡原隊長の例の作戦無事成功しそうですよ。」
「うむ。わしもそう思う。」
私の歌や踊りの成果を聞いた司令官方上層部はシナリオ通りだと喜んでいた。
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