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19、現地星人との会話

 私は先程からまとわりつく視線を感じていた。

しばらくするとどこからともなく声が聴こえて来た。


「ヨウコソ、ワレラガメガミ、カガミハラミカ。」


 私は急に声を掛けられ辺りを見回すと、


 「シンパイ、シナクテモ、ヘイキダ。キミガ、ワレラノ、ホウムツコデ、シテイタコトモ、ハアクシテイル。ワレラノ、タカラヲ、モチサルトハ・・・。」


 「それはごめんなさい。」


 「イヤ、ソレハソレデ、クチオシイコトダガ、ワレラノメガミ、カガミハラミカ、ホンニンガ、コウリンシタ。イマハソレデ、ジュウブンダ。」


 「私の事知ってるの?」


 「ソレハ、モチロンダ。ワレラガメガミ、カガミハラミカ、ノミリョクハ、ワレワレニトッテ、トテモコウゴウシク、キモタチノ、コトバデイウ、『ファン』ガトテモオオイ。ドウダネ、ココニ、ノコルキハナイカネ?ワレワレハ、メガミガ、コウリンシタコトデ、トテモ、ヨロコンデイル。」


 「残念ながら私は貴方達の言う、『鏡原三花』ではないわ。同姓同名の別人だもの。」


 「ソレハ、オカシナコト、ヲイウ。『カガミハラミカ』デシカ、カンチサレナイ、トビラヲ、ヌケタデハナイカ。」


 「『鏡原三花』でしか反応しないと言う事は、以前着た事が有ると言うの?」


 「ソウダ、オカシナコト、ヲイウ。キミハ、ワレラガメガミ、カガミハラミカ、デハナイ、トイッタガ、ゲンニ、トウレテイル。ナゼダ?」


 「貴方達の言う『鏡原三花』は私のオリジナル。すなわちクローンよ。姿形はそっくりだから通れたのだと思うわ。」


 「ソウナノカ?ワレラガ、メガミ、カガミハラミカ、サイリン、カトヨロコンダ、ノダガ。」


 「それはごめんなさい。期待はずれでしょうね。」


 「ソレハ、モンダイナイ。イマハ、キミノコトダ。サイダンノ、オクフカクマデ、コレタノハ、タダノ、グウゼン、デハナイ。」


 「それは一体どう言う意味?」


 「サキホド、モイッタ、トオリ、ワレラガメガミ、カガミハラミカ、ハイゼン、ココニ、キタコトガ、アル。ダガ、カノジョハ、ソノキオク、ガナイハズダ。ダカラカモ、シレナイ。クローン、トイイハル、キミニ、オボエガナイノハ。」


 「クローンかどうかは別として記憶が無いのは当然じゃないの?」


 「キミタチノ、イウ、カガクリョク、デハソレガ、ゲンカイ、カモシレナイ。ダガ、ワレワレハ、カコノ、キオクヲ、モッテ、セイカツ、シテイル。」


 「それはそれで大変じゃないの?すなわち前世の記憶を持っていると言う事でしょ?」


 「ソノ、トオリ。ワレワレハ、キミタチ、チキュウジンノ、ソウゾウヲ、ハルカニ、コエテイル。」


 「所で私にどうしろと言うの?」


 「ワレワレハ、ムダナ、アラソイハ、ノゾマナイ。ワレラガ、メガミ、カガミハラミカ、ノクローン、ニメンジテ、オトナシク、コノホシ、カラタイキョ、シテホシイ。」


 「おとなしく引けと言う事?」


 「ソウダ。サキホドモ、イッタガ、ワレワレハ、アラソイヲ、ノゾマナイ。ムカシカラ、キミタチ、チキュウトノ、リョウコウナ、カンケイヲ、コンゴモ、タモチタイ。」


 「もしかしてだけど、地球側に地下シェルター整備の事は星間航行能力の技術を授けたのも貴方達だったの?」


 「ソウダ。」


 「ではなぜ直接助けて下さらなかったの?貴方方の崇拝している『鏡原三花』さんもそれで遠くへ行ってしまったのよ?」


 「ワレラガ、メガミ、カガミハラミカ、ノコトハ、トテモ、ザンネンニ、オモッテイル。コチラニモ、ジジョウガ、アルノダヨ。カンガエテモ、ミテゴラン?モシカリニ、トツゼン、キョダイナ、ウチュウセンデ、ヒライシテキタラ、キミモ、タイヘン、オドロクダロウ?ソレニ、セカイジュウデ、パニックニ、オチイッテイタ、ハズダ。ザンネンダガ、メンエキノ、コトモ、カンガエラレル、カラダ。」


 「そういう理由で地球では多くの人々の命が失われて行ったのね・・・。」


 「ワレワレハ、デキルカギリノ、コトヲシタ。アトハ、トウジノ、シドウシャタチノ、セキニンダ。」


 「そうだったの・・・。」


 「ソウイウ、コトダ。クリカエスガ、オトナシク、ヒキカエセバ、ワレワレハ、アトオイハ、シナイト、メガミ、カガミハラミカニ、チカッテ、ヤクソクシヨウ。」


 「それは私の一存では決められないわ。」


 「ソレハ、モンダイナイ。キミノ、シレイカンタチ、ジョウソウブモ、コノカイワヲ、キイテイル、ハズダカラ。サア、ドウスル?」


 ピピ~、ガガ~。


 「私が司令長官である。今までは会話はこちらでも聴かせてもらっていた。要望通りこの星から撤去しようと思っている。

今後共友好関係で有りたい物だ。」


 「トイウ、コトダ。カガミハラミカ、クン。オトナシク、ヒキカエシタマエ。」


 「鏡原隊長、任務ご苦労。おとなしく帰還せよ。」


 「了解。」


 こうして現地星人と会話した私は来た道を戻り、調査隊と合流して母艦へと引き返した。


閲覧していただき誠にありがとうございます。


m(_ _)m


面白い、続きが読みたいとお思いの方はお手数だけど、

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面白ければ☆5を。つまらないとお思いの方は☆1を。

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