10、知的生命体の予感
遂に進展が見えた。
惑星探査している内に謎の建造物が発見されたからだ。
その建造物は見た目からしても古そうであったが、調査結果1億2000万年前と判明した。
その様な太古からあった文明、どの様な生活様式をしていたのだろう。
または我々地球人と同じ様な姿形をしていたのだろうか?
興味は深まるばかりである。
「鏡原三花率いる部隊は調査団の護衛として遺跡の内部調査の護衛に当たれ。」
「「「「「了解!」」」」」
遺跡の外観だけしか調査できていなかったが、護衛任務と言う事で護身用の銃を携帯していた。
何がいるのか・・・?果たして遭遇する物はあるのか?
と言う不安が調査団含め護衛隊全員に広まった。
まずは無線操縦の偵察カメラ搭載のマシンが数機遺跡内部に入った。
その頃我々は遺跡の入り口付近に待機していた。
入口付近は何ら問題は無かった。
奥へと入るに従い廃墟感が増していった。
内部で偵察しているマシンとの電波状況は良好だった。
しばらく観察していると1億2000万年の時の流れが実感出来た。
朽ち果てたかつて噴水であった様な物まで見つかった。
調査団はこの発見に多いに興奮した様子だった。
更に奥に進ませるとだだっ広い空間に出た。
空間をよく観察するとそこには何やら像らしき物体の朽ち果てた姿が鎮座していた痕跡があり、
それは空間の中でも数段高い所に有った。
「これは崇拝対象だったのでしょうね。」
調査団の1人が言う。
「他には何かないかくまなく調査してください。」
偵察マシンが空間をくまなく探査する。
そこに別機がこことは違う空間を発見したと言う報告が上がった。
私は現在の偵察機からの映像モニターから別の映像モニターに視線を切り替えた。
なんとそこには、太古の居住区らしき跡が発見されていた。
そこに映し出された映像では、地球文明とは異なる文明を醸し出していた。
「ただ単に我々が知らない生活様式なだけであり、かつての地球の超古代文明と同じかもしれないな・・・。」
調査団の1人がぼそっと言った。
確かに1億2000万年前であるなら我々現在の人類が知らないだけで地球でも超古代文明と言うのが存在していたのかもしれない。
またはお互いに関係を持っ就ていたかもしれない。
その様な事を語っていた。
我ら母なる星地球の完全なる再生にいくばくかの月日がかかるか判らないが、
同じく別の知的生命体によって我々の生活していた痕跡を見られるかわからない。
20世紀の頃からUFOの存在が信じられていたり、秘密裏に交友が有ったと記録では残っている。
まさにこの星に生きる知的生命体と友好関係を結べれば良いのだが・・・。
そして調査を続ける事数時間遂に驚くべき発見をした。
遺跡の奥深く、新しい時代からある街を発見した。
神殿と見られる場所、居住区と見られる場所等が発見されて調査団一同、我々も大発見に興奮した。
比較的新しい時代の建造物が豊富に立ち並び、まさか本当に知的生命体がいるかもしれない。
その様な期待が一同の胸に舞い込み膨らむ中それは起こった。
それまでは普通に探査出来ていた監視マシンの電波状況の感度が悪くなり、操縦も不安定になっていった。
それは街の中央の神殿に近づいた時だった。
曲がりなりにも操縦、やり取りしていたマシンとの電波が途切れる緊急事態に陥った。
1機の偵察マシンの動作不良を起こす様は近くを飛んでいた複数のマシンからのカメラに映し出されていた。
果たして何が起こったと言うのか・・・、原因は何か?
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