1、プロローグ
皆様、お久しぶりで有ります。
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1999年7月某日、当時世間をにぎわせていた『ノストラダムスの大予言』の予言通り、
空から大魔王が降り注いだ。
大魔王の正体は小惑星であり、それらがいくつも地球に落下した。
大気の摩擦熱によりいくぶんかは小さくはなったが、何しろ数が多い。
それに当時の技術力では落下する小惑星に対し迎撃するのは難しかった。
各都市に小惑星が落下したり、海に落ちたりして余波による被害が甚大だったと記録されている。
塵がもうもうと大気中に浮かび太陽光線を長い間遮断して、『地球温暖化』と以前は騒がれていたが、寒冷化してしまった。
それでもごくわずかの人類は生き延び、明日をも知れぬ日々を過ごしていた。
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そして20年が過ぎ、地球に草木の緑と澄んだ水の青が戻ってきた。
その間人々は地下シェルターに逃げ込んでいて難を逃れていた。
その間人類は総出を掛けて母なる地球脱出作戦に取り組んでいた。
いずれ相対するかもしれない外敵対策の為に、1999年当時流行っていたシミュレーターで日夜操縦テクニックを磨いていた。
パイロットの適正試験に合格したのはいずれも15歳の少女達であった。
日本の秘密地下基地ではこんな事もあろうかと5人乗りのロボットが数10機配備されていた。
そして今、1機のロボに5人の少女が乗り込む。
1機と言っても正確には小型マシンが5体で1組になり変形合体して1体のロボットになる。
まずは本作の主人公、『鏡原三花かがみはらみか』身長130cm、体重45.2㎏、バスト110.3cmのPカップ(トップとアンダーの差、約47.5cm)、ウエスト40cm、ヒップ70cmのいわゆる『ロリ巨乳』体型であった。
グループのリーダを務めている。
次にサブリーダ、『華野舞はなのまい』
20世紀までは代々伝わる神社の産まれで、家業として巫女の家系であった。
しかし現在は巫女の資格はある物のまだまだ見習いで、今はパイロットに専念している。
時々巫女装束をまとい祭事事には駆り出される事が多い。
他のメンバーとして、『柏崎恵かしわざきめぐみ』、『霧島香きりしまかおる』、『日向綾子ひゅうがあやこ』の3人がいる。
計5人が本作品の主人公機を操る事になっている。
他にもこの様に5人1組となり、ロボットを操縦する者達が大勢いた。
各機にはコードネームが付き、リーダの『鏡原』から取り、『ミラー』隊と名付けられている。
すなわち、『ミラーα(アルファ)』、『ミラーβ(ベータ)』、『ミラーγ(ガンマ)』、『ミラーδ(デルタ)』、『ミラーε(イプシロン)』の計5機だ。
他のチームも似たような名前の付け方で、リーダの名前に由来した隊の名前が付けられ、
後は皆アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ、イプシロンが付けられていた。
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「ミラー隊、鏡原以下5名招集に応じて参りました。」
「よろしい。ご苦労。」
「〇〇隊、着任いたしました。」
「同じく○○隊参上しました。」
「皆の者、ご苦労。さあ、各自指定の席に座りたまえ。」
「「「「「了解!」」」」」
席の場所の書いたメモを受け取り指定の場所に座る。
指示された場所私達は丁度真ん中の列になる。
そうして続々と作戦室に集まって来て、全員が着席した所で5分待機せよと言われその場で待った。
「起立!休め!」
ババッバ!
一同に起立して休めの姿勢に入る。
「諸君、今までトレーニングに耐え抜き、本プロジェクトの一員として選ばれた事を誇りに思うと良い。
我々の任務は地球脱出作戦、通称『箱舟作戦』の守備隊の一員として参加してもらう。
な~に、しばしの地球から旅立つだ。
その頃には自然も回復しきっている事だろう。
母なる地球の復活の途中ではあるが、万が一の事を考え新天地を求める旅に出る。
予定では全人類を乗せた『フロンティア号』を中心に護衛艦隊を配置する。
我々は護衛艦隊の一員として活躍する。
我ら日本部隊は20世紀の頃より秘密裏に実行していた計画により本作戦が決まった。
その為に、我ら日本部隊は中枢組織にいる。
先祖代々、脈々と繋がる大和魂をここに示そうではないか!」
「「「「「はい!」」」」」
「既に、生き残った全人類のフロンティア号への乗員は済ませてある。
後は防疫した家畜類を乗せるだけだ。
生活居住区では海の幸、山の幸、あらゆる種子を載せる予定である。
出航は3日後を予定している。
各員の健闘を期待する物である。」
「「「「「了解!」」」」」
「では解散!各機点検を怠らずに。」
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そうして3日後、母なる地球を旅立った。
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