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 異世界に舞い降りた少年   作者: 海乃 千鶴
1/9

No、01 神との出会い 


 (ん!?

此処は何処だ?)


彼は白一色の明るい広大な空間に居た


〖此処は生と死の狭間よ〗


振り返ると

白いドレスの美しい女性が空中に浮いていた


(貴女は?)


〖私は時と次元を司る創造神よ

そしてそなたを呼び寄せた本人でも有る〗


(そうですか

じゃっ僕は死んだと云う事ですね?)


〖そう云う事になるのう

先程寿命が尽きたところじゃな〗


(こんなに早く死んでしまうなんて

父や母に申し訳ない事をしたな)


〖そうじゃな

とても悲しんでおられるのう〗


(死んでまで親不孝とは

僕の人生は本当に悲し過ぎる)


〖本当にそうかのう?

重い心臓病にも関わらずそなたは良く頑張って生きた

お父さまもお母さまもそなたの事をとても誇りに思っておるのう

其処で儂はそなたに第二の人生を授けようと思うておるのじゃ〗


(第二の人生?)


〖そうよ

違う次元の地球型惑星に転生させようと考えておる

だが地球に生まれ変わる事は出来ぬので許せ〗


(そうなんですか

でも僕の第二の人生は健康に生きれますか?)


〖勿論だ

その為の第二の人生よ

何か他に希望は有るかのう?〗


(それならば

お願いしたい事が一つ有ります)


黙って頷く創造神


(僕の願いは父や母が

僕の事を早く忘れて欲しいのです

哀しい思いをさせたまま死にたく無いし

生まれ変わりたくも無いです)


〖えっ!

そうなの

儂はチョット感動しちゃったわ

貴方のその願いは叶えよう〗


(え!?

感動ですか?)


〖死して尚親を思う心に

感動した〗


(はあ~そうですか

でもそれはとても嬉しい事です)


〖他にもそなたには私の特別な能力を授けよう

頑張って第二の人生を大いに楽しんで生きて欲しい」


(特別な能力ですか~・・・

楽しみです!)


〖それでは新たな世界に送ろう

後は現地の案内人に説明させる

暫し眠れ〗


(あっ!ちょっと待って!

また会える事は出来ますか?)


〖それは大丈夫じゃ

何れ必ず会える〗


そして彼は未だ見ぬ世界へと旅立った




 無理せず地味に続けていきたいと思います

宜しくお願い致します

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