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第5話 ちがいます! 鳴ったのは私のお腹じゃありません!

「……それで、黒焦げ乳酸菌くんは、」


「その呼び方やめてもらえません!?」


「じゃあ黒乳くんは、」


「悪化してるんですけど!?」


「じゃあ、本名教えてよ」


「……………………」


「そこなんで黙るの!?」



 魔女襲撃から数時間。大広間での混乱は一応の収束を得た。

 私と少年──黒焦げ乳酸菌氏とともに怪我の手当てを受け、大広間に近い大きな客間でやっと一息吐いていた。



「そもそもなんで黒焦げくんもここにいるの?」


「……俺もピーちゃんさんと同じですよ」


「同じって……黒焦げくんも聖女……? 2人聖女がいる場合どちらか一方を殺さなければならない……?」


「なんでそうなるんすか!? 勇者ですよ勇者! 俺は3日前に勇者として召喚されたんです!」



 彼が聞かされた話によると、この世界に魔女は5人しかいないらしい。

 そのうちの一人が、先程のピンクロリである。

 かつて悪事を働いた5人の魔女は、聖なる乙女と勇敢なる男によって宝石の中に封印された。

 けれどその封印は500年ごとに緩み、魔女の復活とともに召喚の儀を行なっている、と。



「……それにしたって聖女と勇者どっちもいる……? 急に欲張りでは……?」


「いやそれは俺も思いましたけど! ミスティリアさんに聞いても『そういうものですから』としか!」


「あー、うん。目に浮かぶ」


「俺だって! なんで召喚されたかわかんないんですから!」


「ん? そうなの?」



 あまりこういうジャンルには詳しくないが、タイトルから察するに何かしらの形で力を得て最強の状態で、みたいなものが多い気がするが。



「わかんないんですよ……! 3日間アデルさんに稽古つけてもらいましたけど剣の腕も寸分違わぬず俺の元の実力のままでした……」


「あ、そっか! 剣道やってるんだっけ? なんか段とかあるんだよね?」


「……三段です」


「ごめん、聞いといて申し訳ないんだけどそれってどのくらいの実力?」


「高校卒業程度ですよ! ちなみに最高順位は県大会4位です!!」


「うわあ、それは……なんだろう、普通だね?」


「俺だってこんな状況だし少しは、いやほんのちょっとは強くなってると思ってたんですよ……! それなのにこんな……!」


「あー泣くな少年、きっと他にいいところがあるって! 逆に喚ばれた心当たり探してこ! ね!」


「魔法の才能もないのに剣の才能もないなんて……!」


 落ち込んだ少年の背中をさすってやる。どうもここにきてから小さい子を慰めてばかりな気がするな。

 見た感じでは彼も学生──下手したら高校生くらい。

 こんなよくわからない状況でよくやってると思う。


 ……いや、まだ心から信じたわけじゃないけどね!



「……実は俺、心当たりはあるんです」


「そうなんだ、よかった! で、それって?」


「………………」



 まただ。特定の話題になると少年はうるさいくらいの口をピタッと閉じてしまう。

 さっきもそうだったし、おそらくは名前にコンプレックスがあるんだろう。

 不便だし聞きたくはあるけど彼自身が話したくないのなら無理に突くこともないが。

 そのままとんとんとあやしていると、意を決したらしい少年がゆっくりと口を開く。



「……名前、です。俺の名前、ノゾムって言うんです」


「あれ? 案外普通だね」


 これだけ口を硬くするわけだし、もっとぴかち○うくんとか海と書いてまりんくんとかを想像していたのだが。



「……“勇者”と書いて、ノゾムと読みます」


「それはまた、まあまあのキラキラネームだね!」


「ど直球ですね!?」


「ごめんごめん。それで少年、ここは笑った方がいい? 慰めた方がいい?」


「もう笑ってください、慰められると辛いんで」


「あっはっはっは!」


「ほんとに容赦ないですね!?」



 だって笑って欲しいって言ったから、と追い討ちをかけるのは少々大人気ないので内心に留めておくとして。



「他にない? 自分が得意なこととか、趣味とか」


「他って言われても、俺たいしたことないですし、ただの大学生ですし……あ、」


「あ、なんかある?」


「あるっていうか特技というほどでもないんですけど……」


「いいよ、言ってみて」


「俺、スマホゲーのガチャ運めっちゃいいです」


「うん! まあすごいんだけど電波がないからね!」



 こういう状況でなければ私も一回引いてもらうのだが、そもそも圏外で何のアプリも繋がらないのだ。役立てられる特技ではない。



「もう一声! なんかないの?」


「なんかって……あ、そうだ」


「なになに?」


「子どもの頃なんですけど、ダウジングで水脈掘り当てたことがあります」


「わかった、少年は一回休もうか? お水いる?」


「遠回りな気遣いが逆に心苦しいんですが!」



 まあまあ落ち着こう? と水差しから適当に注ぐと、ありがとう、いただきますときちんとお礼を言ってからゴブレットに口をつける。うん、しっかりお礼の言える子は好きです。



「おや、賑やかですね」



 控えめなノックの後に入ってきたのは強情騎士と青髪の少女。彼らの後始末も終わったらしい。



「……聖女さま、わたくし、」


「ミスティリア、これ以上怪我について問答するようなら私もう口きかない」


「……むぅ、そう言われましても……」



 入ってきて早々、申しなさげな顔で言い募ろうとする少女に先んじて釘を刺す。

 “怪我はない”なんて言ったが、黒焦げ氏──もといノゾムくんの投げた救いの剣で私の頬は切り傷を負っていた。それを見つけたミスティリアの顔色といったら、納期3日前だというのに発注数を一桁見間違えていたときの後輩のそれだ。この程度で死ぬわけでもないのに。


 救護隊らしき人にも念入りに診てもらい、お墨付きだって貰っている。気にすることではない。



「そうですよ、王女殿下。それに、あの程度の傷ならそろそろ治っているはずです」


「……え? いやいや、流石に早いでしょう?」



 まだ手当して数時間も経っていない。私がいくら変な格好をしていて、そのせいで聖女と思われているからって治癒能力まで上がっていたらただの化け物だ。



「聖女様、失礼致しますね」


「ちょっと待って、おいそれと未婚の女性に触れるとかどういう神経、」



 あーもーこいつはダメだ。


 言ってもムダだった。暖簾に腕押し、強情騎士に進言。

 物理的に敵わない以上、彼の思うようにさせるしかない。

 内心では文句言いつつ表面上は逆らわない私に感謝してほしいものだ。本当に。


 キラッキラの笑顔を振りまきながら接近してきた強情騎士は、思いの外柔らかなタッチで私の顔に触れて上を向かせる。真正面で顔を突き合わせる形となり、騎士のイケメンを無尽蔵に浴びてしまう。うわ、マジで顔がいい。私もこの顔に産まれたかった。


 反対側の手で負傷箇所付近──手当の際に貼られた滅菌ガーゼに似たものがゆっくりと剥がされた。



「ほら、ご覧ください」


「ご覧くださいって……嘘、治ってる……?」



 騎士から手渡された手鏡で自分の顔を確認するが、傷どころか痕すら残っていない。そっと自分でも触ってみるが痛みも消え去っていた。



「治癒の魔法が縫い込まれているのですから、心配することはありませんよ」



「まって、魔法!? 初耳なんだけど!?」


「……そうですね、聖女さまにも説明をしなければなりませんね」



 そうだった、その説明とやらの最中であのピンクロリィタの襲撃に遭ったのでした。



「では、改めまして……王都ツェントゥルムの第1王女、ミスティリア・フォン・ツェントゥルムが全てお話しします」



 ──ミスティリア曰く。


 この世界、クローネ・クライドゥングはかつて、一輪の花から命が始まったのだという。その花は綿花のような種類で、花が落ちると真っ白な綿を生み、それらは魔力を帯びていた。

 その綿──古い書物では創世の真綿と記されている──はいつしか命を育むようになり、人間も真っ白な綿に包まれて産まれることになる。命を得て、意思と知性を得た人間はやがて、自分の産まれた綿を糸に加工し、布を織り、服を作ることを覚えた。



「……だからこの国は糸や布に魔力が宿るってこと?」


「その通りです、流石は聖女さま!」


「でも待って、その考え方でいうと私の世界の糸と布はその、創世の真綿から産まれていない。魔力そのものが宿ってないんじゃないの?」


「……それは大丈夫です、ピーちゃんさん」


「黒焦げくん?」


「そこはもうノゾムでいいですから! ……いいですか? これをかけてみてください」



 そう言ってノゾムが取り出したのはシンプルなフチなし眼鏡。裏返しても、透かして見ても普通の眼鏡。

 何の冗談だ、と少年を見るがその表情に揶揄するものはない。

 仕方なく眼鏡を装着すると、宙に文字が浮かんでいる。外すと文字は消え、かけると現れる。レンズを通さないと見えないらしい。


 それはきちんと私の読める文字で『見習い騎士の鎧:B』と綴られており、細く伸びた矢印は少年のつけている鎧を指している。



「……なにこれ?」


「いいから、そのまま自分の服も見てみてください」


「えー? 悪いこと起きたりしない?」


「しませんから、早く」



 ちょっとしたお茶目だったのに、と少しふくれつつそのまま下を向くと。

 表示されているのは『測定不能:SSSS』。……どういうことだ、これは。



「ノゾムくん、これ壊れてる」


「壊れてませんって! それが正しい、この世界における服のランクなんです!」


「……ランク?」


「そうです、聖女さま。あの魔女が執り行う“コーデバトル”には、この服のランクが大きく影響するのです」


「……そうなの?」



 そのまま持ち上げた視界の中にいるミスティリアの衣装ランクはS、横にいる強情騎士の鎧はA。

 ……待って、王族の第1王女が着てる服がSって、そんな訳なくないですか? 改めて自分の袖を眼鏡越しに見るが、やっぱりランクはSSSS。



「嘘でしょ、なんでこんな評価高いの!? 私の一週間で作った衣装が!」


「……それが、わたくしたちが聖女さまをお呼びした大きな要因でございます。この世界では、服を作ることができるのはごく一部の、魔力を扱うことのできる人間にかぎられるのです。そして、魔女を視認できるのも」


「……あ、」



 そうか、だからあのとき。


 ピンクロリが私を締め上げてるときも言っていた。あの場には、そもそも魔力を扱える人間がいなかったのだろう。ミスティリアの言い方から察するに数そのものが希少な上、次々と捕らえられて警護にも穴ができていたとしてもおかしくはない。



「俺の聞いた話だと、俺たちの元いた世界の方が潜在魔力が強いらしいです。なんの特徴もない俺が無条件に魔女を見れたのは特別でもなんでもなくて、こっちに来ればみんな見えるらしいです……」


「わあああ、泣くな少年! 落ち込みたい気分なのはわかるけどちょっとあとでお願いします!」



 眼鏡を返すついでに一瞬だけ頭をぽんぽんする。あ、待ってこれセクハラになっちゃいますかね? 最近の若い子はそういうのに敏感ですよね? と思って少年を確認するが落ち込んだままで気にした様子はない。うん、まあさっき慰めてるときも平気だったし、と気持ちを切り替える。


 ──とりあえず、ざっくりと事情は把握した。


 この世界の住民が魔女に立ち向かうより異世界の人間を召喚した方が勝算があるということは明白だ。

 そりゃあ、召喚の儀に手を出す理由もわかる。でも私には、この世界の伝統や流行──要するに、何がオーソドックスで何が的外れなのかがわからない。増してや、『ふわふわでエレガントキュートなおでかけ服』に何が該当するのかも判断がつかないのだ。



「ふむ、でしたら、西へ向かってはどうでしょうか」



 その旨を伝えると、少し考え込んだ強情騎士がひとつの案を挙げた。



「西って?」


「この王都を中心に、4枚の花弁を模した形で4つの領地があります。それぞれ国家認定を受けた服飾術師が領地を治めています」


「ごめん、話のコシを折って申し訳ないんだけどその、“ふくしょくじゅつし”って?」


「聖女様と同じように、服を作ることのできる人間です。多くは自分の工房を持っており、オリジナルブランドで服を販売していることが多いですね」


「へぇ、なるほど」



 どこかで聞いたことあるな、と思ったけどあれだ。


 最初に強情騎士に会ったとき。『西国の服飾術師』っていうのはつまり漫画のタイトルではなくて、西の国のデザイナーってことね、納得です。



「領主であれば、多くの型紙パターンや生地について知っているでしょう。明日以降であれば国王陛下からの紹介状も用意できます」


「……なるほど、確かに理にかなってるけど。……ごめん、最後にもう一個質問いい?」


「どうぞ、なんなりと」



「魔女を5人封印したら、私と少年は帰れるの?」



「……………………それは、」



 長めの沈黙を置いて笑みを崩した騎士は、背後にいるミスティリアに目を向ける。伺いを立てているのか、言うべきか判断しかねているのか。どちらかはわからない。けれど、彼女の口から──王女の責任において、話をさせようとしているように見えた。


 深海の瞳がくるりと丸くなり、その青の睫毛を震わせて目を伏せたミスティリアは、私と少年の方を見ないまま口を開いた。



「……明確に、お約束は……できかねます」


「……それは、どうして?」



 ともすれば泣いてしまいそうな少女を責めるようなことはしない、したくはない。

 けれどこれは死活問題だ。


 私だけならまだ……いやめっちゃ帰りたいけどね!? 併せのためにどれだけ準備したと思ってるの!? と思わなくはないけど。私は大人だから、まだいい。でも少年は──ノゾムくんはまだ学生で、未来ある若者だ。少なくとも彼くらいは返してあげたい。そう思うあたりもう親のような思考になっているのだろうか? いや、まともに恋人すらいたことないんですけどね! えへへ!!



「……王家に伝わる歴史書には、聖女さまの帰還に関する記述がないのです」


「ないって、喚び出しておきながら?」


「……はい。『聖女の手によって世界に平和がもたらされた』と。……そこまでしか」


「……ねえ、ミスティリア。そんなこと聞かされて、協力できると思う?」


「聖女さま、その、」


「いきなり召喚だのなんだの言われて、魔女と戦うよう言われて、あげく帰るあてもないって。……詐欺師も同然だと思わない?」


「違うのです、聖女さま! わたくしはそんな、無責任なことは……!」


「……聖女様。不確かではありますが、方法はあります」



 口論に発展するギリギリのところで、強情騎士が割って入る。


 私だって、こんなこと言いたくない。きっとこの少女に責任はない。

 あの口ぶりからして国王の言葉はそのまま命令となるのだろう。わかっている、少女を責めるのは筋違いだ。


 けれど、責めることができるのは多分、私だけ。心優しい少年──ノゾムには少女を責めることはできないから。実際に対面したのはわずかな時間だが、SNS上では長年の付き合いがある。怒っていたとしても、不安に思っていたとしても、彼はきっと言わない。


 だから帰り道を求めるくらい許して欲しいものだけど。

 少女を庇うように前に出た騎士に、先を促す。



「……魔女が不可思議な力を操っているのは、ご覧になりましたね?」


「そうだね、もうこの身が一番知ってると思うけど」


「……5番目の魔女。その力は、時空を操るものだという記述が残っています」


「つまり、最後まで倒せば、その力で帰れると。そう言いたいってこと?」


「……その通りです」



 騎士の言い分によれば、最後の魔女との決戦以降、聖女は姿を消すのだという。それが自動的に元の世界へ帰っているのかそれとも命を落としているのかは、誰も知らないのだと。


 ……それは、あんまりじゃないか。



「委細は記されていませんが、おそらく、呼び出した術師が記録も兼ねているからかと思います。……召喚の儀を行うと、寿命の半分と魔力の全てを失ってしまいますから……」



 魔力を失う。それは魔女との戦いを見ることができなくなる、ということ。魔女の魔力によって帰還するのなら確かにその瞬間は見えないだろう。昔の人に文句言っても仕方ないけど、それはあまりにも管理が杜撰だ。

 そんな人間を記録係に任命する? とは思ったが、それよりも私が気になったのは別のこと。



「それって……ミスティリアも?」

「……………………」



 少女は答えない。

 美しい深海の瞳を涙で満たし、精一杯の笑みを乗せている。

 それが彼女の強がりだというのは、言われなくともわかった。



 ──ぐぅううう、



 悲痛な、誰かの腹の虫が空腹を訴えている。騎士の目線が私へ、しかもジト目で向けられる。

 言っておきますけど違いますからね!? 自慢じゃないですけどお腹壊してるときしか腹の虫鳴りませんから! ほんと自慢にすらならないけど!



「ち、ちがうんすよ!! 俺だって空気読んで『腹減ったな〜』なんて考えないようにしてたんすよ!? でも外見てたら雲がわたあめに見えてきてですね……!!」



 わたわたと言い訳し始めたのは蚊帳の外だった少年。



「……聖女様、ここは一旦食事に致しませんか? 王女殿下も貴女も、なにも召し上がっておりませんし」


「……そうだね、私も考える時間が欲しいかな……というわけで腹ペコ勇者(のぞむ)くん、夕飯の時間だよ」


「ピーちゃんさん今! 勇者にノゾムってふりがなふってませんか!?」


「あははは、気のせい気のせい」



 一時休戦、栄養補給。


 腹が減っては難しい考え事も煮詰まるというもの。

 ミスティリアを連れた騎士は『準備をしてきます』と退室していった。



「……私も少し、頭冷やしてくる」


「え? でも夕飯、」


「ノゾムくん、食べてていいよ。ちょっと食欲ないし」



 他にも何か言っていたようだったけど、全て聞き流して部屋を出る。

 そのまま質のいい絨毯を早足で通り抜けて、自分にあてがわれた客間に体を滑り込ませた。

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