日雇いエッセイその4
その1からその3は作者ページからどうぞ
今回はめっちゃ短い
今日のバイトは初めての肉体労働型。
正確には昨日引っ越しのバイトをしたから2回目なんだが、昨日のは相当楽な部類だったので(半日で終わった)今日が初の本格的な肉体労働系バイトとなる。
大体20から25リットルの水が入った箱をひたすら運びまくる仕事。かなり疲れた。
そもそも朝起きた時からかなりやばかった。
6時半にタイマーをセットしてよしこれで安心だと思って寝て起きたらまさかの7時半。そんなバカな、と思ってタイマーを見たら午後6時半にタイマーがセットされてた。そんな漫画みたいな失敗ある?とか、そんなこと思いながら焦って向こうに向かい仕事が始まる。
なぜかその現場の責任者はロン毛に赤いキャップをつばを後ろに向けて被ったラッパーみたいな人だった。その人がミュージックスタートと言わんばかりにスマホのボタンをポチっと押したら、アゲアゲの洋楽が流れ始めた。どうもそれに合わせて仕事を始めるらしい。
運ぶ荷物は健康増進作用のある温泉水とやららしい。怪しい。
しかも同じ会社が黒酢も売ってた。極め付けは荷物の受取人の名前が揃いも揃って栄子やら和子やら年配の女性らしきもの。
大丈夫かこの荷物、とか思いながらせっせこ運びましたとさ。
もやしすぎてクソ重い箱にうんうん唸ってたら件のラッパーの方に「頑張れ大学生ー!」って言われた。俺はインドア系だけどこういうノリは嫌いじゃない。「うぃーす」って答えといた。
あと従業員の一人の、バングラディシュ出身のナイームさん(仮名)となんか仲良くなった。
彼は埼玉に住んでおり、二人の娘がいるらしい。
英語で話すべきか日本語で話すべきか迷い、半々くらいで話した。
仕事が終わってから家に帰ると、体を使う仕事だったので小腹が空いていた。
適当に焼いたホットケーキはめっちゃ焦げた。
ちなみに後日、もう一度同じ現場に行ったら責任者のラッパーの方に「マジかよ」って言われたぜ。
非力ですまんな




