表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

水底より

作者:玉櫛さつき
戦で父親を失った嘩椰(かや)姫は戦火の中を二人の家臣に守られ、父親が死の間際に仲を認めてくれた恋人の元を目指して逃げるが家臣に騙され裏切りが判り、裏切った家臣に襲われた嘩椰は自らの舌を噛み切り自害する。
襲った家臣は嘩椰の遺体を蹴って滝に落とした。
嘩椰の身体と魂は悲しみと共に滝壺深く深く沈み二度と浮かぶことはなかった。

それから何百年が経ち、嘩椰姫が落ちた滝は事実とは異なる言い伝えが出来た。

滝の近くの神社に彼女を連れて御朱印を頂きにきた尊仁(たかひと)は、嘩椰姫が落ちた事実は消え滝の水が銘水と言い伝えられていたので水を飲もうと滝まで彼女と行くが、滝から落ちる水はほとんど渇れていた。
水を飲む場所もなく、帰ろうと滝に背を向けたが尊仁の彼女咲希(さき)が不自然に滝壺に落ちてしまった。
やがて咲希は水から出たが、咲希の中には嘩椰姫の魂が入り込んでいた。

戦火
2025/08/28 22:09
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ