プロローグ家 優柔不断
ついに!受験が終わったーー!
ということで、
自分の大学受験時代の記録として書こうと思っています。
ちゅう自分の経験をもとにしたフィクションです。
「で?
結局どうするの?」
何度目かもわからない質問をまた、母が僕に問いかける。
それに対する僕の答えも、いつも通り、決まっている。
「決まってない」
僕が口を開くより前から口をへの字にしていた母は、露骨に軽蔑の目を向けてくる。
「はぁーーー。
まだなの?
そろそろ決めないとやばいよ。
お姉ちゃんもお兄ちゃんも、今頃にはとっくに志望校を決めていたけど?
二人よりも成績良くないってこと、きちんと理解してる?
早めに受ける大学を決めた方が対策もたてやすいし、モチベも上がるから、大学行きたいのなら行きたい大学くらい決めたらどうよ。
はぁ、なんでこうも不出来なのかしらね?」
『なんでこうも不出来なのかしらね?』
この手の問いは嫌いだ。
肯定したら自分が劣等であることを認めてしまうことになり、けれど劣等であることは事実だからだ。
だから繰り返される前に、話を早く終わらせたい。
「大学の情報はいろいろ調べてるから大丈夫。
学校でも僕以外に未定の人、かなりいるし」
「はぁ、朱に交われば赤くなるって言うしね。
アホな学校の人たちと比べても仕方ないけど。
まぁ、早く決めなさいよ」
「……うん」
母は言いたいことを言い、料理に戻っていった。
そして僕も目の前の勉強に戻る。
使い古された問題集。
お下がりの参考書。
僕には分からない問題だらけだ。
受験生でしょと母親から叱責され、些細なことで兄と姉への劣等感を募らせながらも、必死に勉強する。
それが家での僕の日常。
解放感半端ないですねーウキウキ
明日から何しよう……ワクワク
結局数学するのか?ガーン
クライミングしたいーーー!ウオーー
↑気分がhighですので、意味不明です。