第三話 能力の発覚
今回はあまりルーミアが出ません。
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ルーミア「霊夢いるかー」
霊夢「ルーミア何か用?私忙しいのだけど」
そらと「僕が用事あったんですけれど忙しいならまた今度にしましょうか?」
ルーミア「別にいいのだー。どうせ霊夢は今から寝たいだけなのだー」
霊夢「ルーミアよくわかったわね。それよりあなたは外からきた人間?」
そらと「そうです。そらとといいます。」
霊夢「私は博麗霊夢。この神社の巫女よ。それで用事って何?」
そらと「実はここに来たばっかなのでここの場所のこと教えてほしいです。」
霊夢「ここは幻想郷、あなた達の世界より美しく幻想的な世界であることからその名がついたのよ。人間以外にも妖怪や吸血鬼、天狗などもいるわよ。あとこの世界にいるものはなにか一つ能力を持っているのだけれどあなたは自分のがなにわかる?」
そらと「わからないです。」
霊夢「そう。なら私が見るわね」
え、霊夢さんってそんなことできるんだ。
そらと「霊夢さんってそんなことできるんですか?」
霊夢「ええ、できるわよ。あと、私のことはタメ口でいいわよ」
そらと「わかった。それじゃ、霊夢お願いできる?」
霊夢「任せなさい。それじゃ行くわよ。」
そういって霊夢は僕の頭に触れた
そらと「はい。」
霊夢「これはすごいわね。」
なんだろう?なにかすごい弱い能力だったのかな?
そらと「えっと、なんの能力?」
霊夢「そらとの能力は{願いを叶える程度の能力}よ。」
そらと「その能力は強いの?」
霊夢「ええ、とても強いわ。それも今まで見たことがないくらい。」
そうなんだ。嬉しいな。
そらと「それってどう使うの?」
霊夢「あなたがこれをしたいと強く念じれば使えるわ。」
そらと「それじゃあ試しに{守る力}がほしい。」
なぜなら、自分を守ることもできるし自分の大切な人を守れるからだ。
そらと「これってどうなったら叶ったってわかるの?」
霊夢「右手の甲を見て」
そう言われ僕は右手の甲を見る。するとなにかの文様が手の甲に浮き上がっていた。
そらと「え、霊夢これなに?」
霊夢「それはあなたの望みがかなった証拠よ」
そらと「へーそうなんだ」
そう思っていると文様が消えた。
そらと「あれ、霊夢消えたんだけど?」
霊夢「時間経過で消えるようになっているわ」
何故時間経過で消えるのかはわからないが、いつまでも浮き上がっているよりかはマシだ。
一つ思ったけど守る力じゃ今使えるかどうかわからないな
そらと「この世界についての情報がほしい」
目に見えないものだがこれが叶うと相当嬉しいな
少しすると右手の甲に文様ができ、頭にこの世界のことが流れ込んできた。
霊夢「どう?叶ったみたいだけど情報はわかった?」
そらと「うん。頭に流れ込んできたよ」
この世界の情報のことが一気にきた。
そらと「例えば霊夢と仲のいい魔女は魔理沙という名前だったり、霊夢の他にも東風谷早苗という巫女がいることとかの情報が知れたよ。」
今ならこの幻想郷の中で一番情報を知っているという自信がある。
霊夢「それなら良かったけれど私のところに来た意味がなかったわね。」
そらと「でも、霊夢のところに来たおかげで自分の能力がわかったし来た甲斐があったよ。」
霊夢「そう。それなら良かったわ。」