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彼女の幸せを願って  作者: 詩谷 熾音
10/11

エピローグ

そらと「ルーミア!」

僕は泣きながらルーミアに抱きついた。


ルーミア「えっそらと?」


そらと「ルーミアごめん僕のせいで」

僕のせいでルーミアは一回死んでしまった。


ルーミア「別にいいのだ。でもなんで私は復活したのだ?」

それはなんでだろう?


そらと「それは僕もわからない。」

そう。僕にもわからないのだ。僕の右手の甲に文様が浮かび上がったこともなかった。


そらと「でも良かった。」


ルーミア「そらと。離れるのだ!私は人食い妖怪d

そらと「そんなのルーミアに言われる前に知っていたよ。でもそれでも僕はルーミアのことが好きなんだ。」


ルーミア「えっそらと知ってたのか?」


そらと「情報がほしいって願ったときにルーミアの情報も手に入ったんだよ。」


ルーミア「そうなのか。」

そのとき、ルーミアは瞳から涙を流していた。


そらと「どうしたのルーミア?まだなにかある?」


ルーミア「私はそらとと付き合ってもいいのか?」


そらと「そうだよ。」


ルーミア「嬉しいのだ。そらと済まないのだがもう一回私に告白してくれないか?もう一回やり直したいのだ。」


そらと「いいよ何度でもするよ。

ルーミア僕はあなたの恥ずかしそうな顔や思いやり、話し方すべてが好きです。必ず幸せにしますので僕と付き合ってくれませんか?」


ルーミア「はい。私こそ(笑顔)」


「「「「「ルーミアとそらと、おめでとう」」」」」


そらと「えっ霊夢はなんでここに?あと魔理沙さんやレミリアさん、フランさんに東風谷さんもなんでいらっしゃるんですか?」


霊夢「私が呼んだからよ。あの敵は私とは相性悪いくせに強いからね。まぁだからそらと幻想郷を守ってくれてありがとう。私が代表して礼を言うわ。」


そらと「別にいいよ。」


霊夢「みんなもごめんね。必要なかったみたいね。」


早苗「でも私がいたから良かった場面もあったので、来た意味はあったと思います。」


霊夢「それもそうね。ありがとう早苗。」


ルーミア・そらと「えっどういうこと(なのだ)?」


霊夢「こっちの話よ。まぁ私達は帰るわ。二人共良かったね。それじゃぁばいばい。」


霊夢たちは向こうに歩いていった。


霊夢「そうだ。」

そう言って霊夢は後ろに振り向き


霊夢「そらとありがとうね(満面の笑み)。ルーミアを頼んだわよ。」


そらと「霊夢任せて。」


霊夢「それじゃあ二人共さよなら。」


そういってこんどこそ霊夢たちは歩き出した。


そらと「よし僕達も帰ろうか!(笑顔)」


ルーミア「うん!(笑顔)」

こんなやり取りをして僕達は歩き出した。

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