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【書籍化&コミカライズ】婚約者の浮気現場を見ちゃったので始まりの鐘が鳴りました  作者: えひと
第3章:花が咲いちゃったので新しい旅の始まりの鐘が鳴りました
100/146

【100話記念! 読み切りパラレル】 逆転はじかね(前)

ついに100本目の更新!

ということで、本編と関係のない「あったかもしれない」お話です。

お楽しみいただけましたら嬉しいです。

後編は13時頃に更新する予定です。











 ──なんっで我慢しないといけないの?


 ウォーリアン家長女、リヴィオリヴィア・ウォーリアンは、腹ン中でぐつぐつ湧いた湯が勢いよく爆発するが如く思って、首を傾げた。


 爆発? ははあん? 言い得て妙だな。

 だって、リヴィオリヴィアはこれ以上ちっともちょっとも我慢できそうにないんだもの。


 元来、リヴィオリヴィアは我慢が嫌いだ。大嫌いだ。蛇蝎の如くって言葉があるが、蛇や蝮の方が可愛かろってくらいにリヴィオリヴィアは我慢が嫌いだ。蛇や蝮にゃ栄養があるが、我慢に栄養ってないじゃん。最悪じゃん。そんな感じ。蛇も蝮も焼きさえすりゃ、ごくりのと飲み込めちゃうリヴィオリヴィアちゃんも、我慢は喉を通らん。

 押し付けられて捻じ曲げられる自分を想像するだけで、叫びだしくなるし暴れたくなる。

 そういう性分だった。


 そもそも、リヴィオリヴィアは建国から王に仕えている由緒正しき野蛮人共の血を受け継いで生まれた女だ。二度もこんな泥水を煮詰めたみたいなお茶会に耐えただけで褒めてほしい。いや、褒められるべきだ。


 そうでしょ? とリヴィオリヴィアは首を傾げたまま、紫色の瞳を細めてうっそりと微笑んだ。

 さらりと、黒い髪が肌を撫でていく。


「これ以上我慢する必要って、ないですよね? ないわよね? ないって言えよ」


 我慢なんてだいっっきらい。

 そんなリヴィオリヴィアが、王太子の婚約者なんて無理な話だったのだ。ちゃんちゃらおかしい。だーれだこんな馬鹿げた夢想描いた奴。ってそりゃあ、国王陛下で王妃様で、リヴィオリヴィアの父と母で、リヴィオリヴィア本人だった。


「だって、これでも貴族の娘なんですよ。自分の立場とか責務とかをちょっとくらいは考えたり考えなかったりしますよ。それなりに。ええ。それなりに」


 はあ、とリヴィオリヴィアは特大の溜息を付いて扇子を広げた。

 うっぜえなって思ったら口に出すんじゃなくて扇子を広げなさい、と美しい笑みで言った母のことがリヴィオリヴィアはわりと好きだ。

 怒らせると怖いし、隙あらば父といちゃつく姿はどうかと思わなくもないが、社交界の華と呼ばれて久しい手腕と美貌をリヴィオリヴィアは尊敬していなくもない。

 

 そんな母を骨の髄までどっろどろに溶けるくらいに愛している父のことも、リヴィオリヴィアは嫌いじゃない。

 頑なにリヴィオリヴィアに剣を持たせてくれないところとか、なかなか外出させてくれない過保護なところは扇子でぶん殴りたいくらいうっぜえなと思っているが、それもこれも自分を愛するからこそだと知っているし、母から受け継いだ美貌がそうさせてんだってことも知っている。


 そんで、過保護で心配性な父に隠れて剣の訓練に付き合ってくれている弟を可愛いと思っている。

 ちと生意気で、図々しい物言いと態度のデカさが気にならんこたないが、まあしょうがない。ウォーリアン家の男ってなそんなもんだ。リヴィオリヴィアに剣を持たせていることを、野蛮人の代名詞たる父にバレりゃあただですまされないってのに、「姉上には才能があります」と真面目くさった顔で言う弟にリヴィオリヴィアは感謝しているのだ。



 だからリヴィオリヴィアは婚約を受けることにした。



「いずれは婚姻を結ばなければならない。だとすれば、これ以上ないお話でしょう?」


 リヴィオリヴィアの心には、嘘など砂一粒さえなかった。

 本当は婚約なんてまだ早いと言いたいんだろう父の握られた拳も、王太子の婚約者になればリヴィオリヴィアに迂闊に手を出す者もおらんだろうと考えた母の魂胆も、どっちも親心だってリヴィオリヴィアは知っている。貴族って大変。美しいって罪。仕方ない。

 そう、仕方ないのだ。嫌だけど。もう、ほんっとーに心底嫌だったけれど、貴族なんだものなあ。しゃあない。

 リヴィオリヴィアはそうやって、飲み込みたくもない我慢を、なんとか飲み込んでやったのだ。


 それを、まあ。なんと。


「あああ、当たり前だろう! 貴様っ黙って聞いていれば、誰に向かって口をきいている! 王太子との婚姻以上に良い婚姻などあるわけがない! 自分がいかに恵まれているのかわからないのか!!!」

「王太子」


 へっ、とリヴィオリヴィアが吐き捨てるように笑うと、王子様は「は?」と麗しき(かんばせ)にヒクリと怒りを滲ませた。


「賢王たる国王陛下に未来を知る術がなかったことは、唯一にして最大の欠点でしょうね」


 うふふ、とリヴィオリヴィアが笑うと、王太子レアオフェルは「愚かな!」とリヴィオリヴィアを指差すので、その人差し指折ったろかな、とリヴィオリヴィアは思った。


「父上を嘲るような言葉を言うなど! 聞いたかお前たち! こいつは謀反人だぞ!!!!」


 あっはっはっは、と官軍討ち取ったりとばかりに笑うお粗末さんにリヴィオリヴィアは変わらずに微笑みを浮かべた。


 馬鹿にしたのはテメーのことだよ。


 さすがにレアオフェルの従者や騎士もいる場で口にするのは憚られたリヴィオリヴィアであったが、リヴィオリヴィアがちょっと元気なレディであることは誰もが知るところであったので、まあ今更かもしれない。


 だって、リヴィオリヴィアはまだたったの11歳だ。多少やらかしちまっても、まだ子どもですしね、でみんな済ませてくれるので。いやはや、権力バンザイ。父親が泣く子も引きつけ起こしてぶっ倒れる強面最強騎士でなけりゃ、リヴィオリヴィアはさぞ生きづらかったことだろう。


 だから、レアオフェルとのお茶会で、王太子がリヴィオリヴィアを見るなり「なんだその顔は」「少し見目が良いからと図に乗っている」「ウォーリアン家なんて歴史が古いだけの野蛮な家系の女と婚約してやるのだからもっと感謝しろ」とか言いやがった時、周囲の人間は凍りついたのだ。

 リヴィオリヴィアがブチ切れたってだーれが咎められようか。


「親愛なる陛下を馬鹿にするわけがありません。ただ、陛下も未来が見えれば愚かな選択をなさらなかっただろうなあと申し上げただけですよ」

「また父上を馬鹿にしたなお前!」

「あっはっは、マジで馬鹿すぎて」

「なんだと?!」

「殿下、このリヴィオリヴィア・ウォーリアンがなぜ貴方の婚約者なのかご存じです?」

「貴様が王妃になりたいからだろう。王家との縁を望む欲深な女め」

「ハンッ」

「こいつ鼻で笑いやがった!!」


 ぎゃあ! と怒鳴ったレアオフェルは、がし、とテーブルの上のティーカップを手に取る。

 あ、とリヴィオリヴィアは思った。

 紅茶をかけられるな、と。

 今日のリヴィオリヴィアは、真っ白の柔らかな生地に淡い紫のコサージュがたくさんついた、子どもらしくも可憐なドレスを身につけている。カップの紅茶はさぞかしドレスに映えることだろう。


 ──勝った!


 リヴィオリヴィアは思った。これはチャンスだ。

 いくら王太子だろうと、王家の鉾として一度も最強の座を降りたことがないウォーリアン家が、紅茶をかけるなどと浅慮な冒涜を受けるのだ。リヴィオリヴィアが「あいつ無理です」と申告する良い口実になる。よっしゃ来い。さあ来い。


「きゃ」


 さあ見て可憐でしょう! とリヴィオリヴィアはか細い声を上げる。ふふん。リヴィオリヴィアちゃんは演技も得意なのだ。上げた両手の隙間からは、焦ってこちらへ走り寄る大人たちが見える。良しとリヴィオリヴィアは目を閉じた。見て! さあ!!


 次の瞬間。


 ぱしゃ、と期待通りの音が響き、けれどリヴィオリヴィアが期待した液体が飛んでくる感触がない。

 はてなとリヴィオリヴィアが目を開けると、そこには子どもの背中があった。


「っ」


 白いシャツの背中が小さく呻き、それからリヴィオリヴィアを振り返る。


「ウォーリアン嬢、お怪我はありませんか?」

「は」


 怪我。怪我など。するわけがない。だって、この少年が、レアオフェルを怒らせたリヴィオリヴィアの代わりに、紅茶を浴びたのだから!


「あ、あなたこそ!」


 見れば少年の手は真っ赤になっている。リヴィオリヴィアが知る男たちとは違う、ほっそりした手が赤くなっているのはどうにも痛々しい。ああ、とリヴィオリヴィアは目を細めた。


 リヴィオリヴィアは慌てて少年の袖をまくり、水差しの水をその細い手にかけた。

 幸運なことに、水には氷が浮いている。氷はそれなりに貴重であったが、王太子にお出しするものとあって流石だ。いやあ贅沢だねえ、なんて皮肉すら言えず、リヴィオリヴィアは舌打ちしたい気分で水差しの蓋を開けた。


 リヴィオリヴィアなら淹れたての紅茶だって、あっついなクソ、くらいで火傷どころかカップを投げつけられたってなんともない。頑丈さが取り柄の家柄なので。

 それなのに、ウォーリアン家の人間を、まさか王族から庇うだなんて。


「なんのつもりだソフィースト!」


 そうだ、ソフィースト・フォン・ロータス。

 王太子の側でいつも綺麗に笑顔を浮かべている子どもだ。


 阿呆で馬鹿なレアオフェルの排泄物臭を少しでも誤魔化そうと、大人たちが選んだ「お友達」と言う名の清涼剤、もとい「側近候補」として側にあることを命じられている少年は、とっても頭が良いらしいが本当だろうか。王族の前に立つ馬鹿が自分以外にいるだなんて、リヴィオリヴィアには信じられない。

 まあ、んなこた今はどうでもいい。それは置いとけ。

 早く冷やさないと、とリヴィオリヴィアはハンカチに氷を包んで、ソフィーストの真っ赤な手に乗せる。と。あれ?


 袖の下に、痣がある。

 紅茶を掛けられて痣ができるわけがない。それに、ソフィーストの腕はあまりに細すぎるのではないだろうか。

 あれれ? とリヴィオリヴィアが首を傾げる前に、ソフィーストはリヴィオリヴィアの手をやんわりと外した。


「ちょっと」

「婚約者以外の男性に、簡単に触れさせてはいけませんよ」


 そんな場合じゃないし触ってるのはこっちでしょう! と言いかけて、顔を上げたリヴィオリヴィアの頭は、ばこーーーん! とぶん殴られたような衝撃を受けた。眼の前で火花が散る。星が舞う。


「あなたにお怪我なくてよかった」


 え? これがギャップ??

 いつもは、いかにも営業スマイルです、とばかりの静かな笑顔を乗っけているくせに。

 心からほっとした、とばかりに、眉を下げて、笑う、その、笑顔の威力といったら!!

 そう、リヴィオリヴィアは今、世に聞くギャップの威力ってやつを、正面から、至近距離で、盛大に浴びているのである。

 降り注ぐ光の洪水に、心臓がズンドコズンドコ足踏みし、体温が上がっていく。ああ、とリヴィオリヴィアは胸を押さえた。


 温かいキャラメル色の瞳。風に揺れる夏の日差しをたっぷり浴びた若葉色の髪。滑らかそうな白い頬。


 え? 王子様?


 違う違う、王子様はあっちである。いや、そういう意味の王子様じゃなくってほら。流行りのロマンス小説ってやつに出てくる、気障なセリフを言うあれだ。リヴィオリヴィアはそういうのにあんまり興味がなかったけれど、つまりあれだ。こういう人を王子様って言うんじゃなかろうかと。そういう、衝撃をしこたま受けたわけだ。


「ウォーリアン嬢、殿下に代わり謝罪申し上げます」

「え、えっと」


 ソフィーストに謝ってもらうことではないし、けしかけたのはリヴィオリヴィアだ。

 というかそれよりも、やだお声も素敵、と軽やかなボーイソプラノにリヴィオリヴィアのハートは踊り狂っている。言語中枢は麻痺していた。


「どういつもりだソフィースト……! 偉そうに、何様のつもりだ!」

「ですが殿下」

「だまれ! 俺が婚約者をどうしようと、お前に関係ないだろう!」

「……殿下、この婚約は陛下たっての希望です。ウォーリアン家の忠義に泥を塗るような真似は、どうかお控えください」

「なんだと?」


 んなことも知らんのか。いや知らんだろうな。なにせレアオフェルは自分が馬鹿で阿呆なお飾り王太子だと自覚がない。

 なんでも、側室の子であるレアオフェルは、後継者争いを避けるためにと、生まれて早々に王太子になることが決まったそうだ。おかげさまで、王妃と側室の仁義なき女の争いは起きていないらしい。


 だがしかし。

 肝心のレアオフェルが刺激臭を醸しているうえに、7つ下に弟が生まれた。女の争いは起きていなくとも、派閥争いが芽吹きそうなんだとか。

 つまり、あの馬鹿が王様とか無理じゃね? って声がすでに囁かれているのである。

 うーん、困った。これではなんのためにレアオフェルが王太子になったのか、わかったもんじゃねえ。


 ってことで、影響力の高いウォーリアン家が後ろ盾となるべく、レアオフェルと年齢の近いリヴィオリヴィアはぜひ婚約者にと指名されたわけなのだ。ウォーリアン家に逆らえば明日はないってのは不文律であるからして。

 社会的にも武力的にも強者であるウォーリアン家の娘、リヴィオリヴィアがレアオフェルの地位を守る盾で、王家の血を引くロータス家の長男、ソフィーストが頭脳となり剣を与える。


 そういう役割だった。はずだった。リヴィオリヴィアはもう、そんな気ないけれど。この盾でぶん殴ってやるわ、くらいの気持ちだけれど。

 ソフィーストは、はあ、と小さく溜息をついた。

 

「そもそも、こんなに美しい人に、なんの不満があるのか……」


 え、やだ好き。無理。え?

 リヴィオリヴィアは両手を口で覆った。ぽつ、とレアオフェルには聞こえないように小さな声で呟くその儚げな横顔ったら、そりゃあもう辛抱たまらんかった。


「何が忠義だ。そいつ、ニコリともしないんだぞ」

 

 そりゃあそう。

 ソフィーストの後ろで、リヴィオリヴィアはこっそり頷いた。

 なーんで、好きでもなけりゃ興味もない男にヘラヘラ愛想を振りまかねばならんのだ。

 いくら家のための婚約だといっても、レアオフェルが初対面で「ウォーリアンなど泥臭い女は嫌だ」とかぬかしやがったのだ。それも、国王や父親のいないところで。

 それじゃあ二人で散歩でもしておいで、と送り出された瞬間に言いやがったその、陰湿なところがたまらなくリヴィオリヴィアの嫌悪感を煽った。

 それからリヴィオリヴィアはレアオフェルを前にすると表情筋が死ぬ病気になっちまった。仕方がない。


「それに聞いただろうさっきの暴言。品もない!」


 うーん、それもそう。

 リヴィオリヴィアはちょっと元気なお嬢さんと呼ばれる自分が好きだが、万人が受け入れてくれるわけではないと知っている。でも良いのだ。リヴィオリヴィアのことを嗤う人間は、リヴィオリヴィアも腹を抱えて笑い返してやるから。

 ああ、でも。


 でも、このピンとまっすぐ伸びた背中に笑われるのは嫌だな、とリヴィオリヴィアは思った。

 もう二度と、あの可愛らしい笑顔は見られないんだろうかと。リヴィオリヴィアはこっそり唇を噛む。

 いつものリヴィオリヴィアなら「はあ? お前に言われたくないんだけど」とお望みの品のない言葉を浴びせてやるんだけども。そんなお野蛮なことをする元気が湧いてこない。

 しょんぼりと俯くリヴィオリヴィアをどう思ったのか、大人たちが「あのウォーリアン嬢が、あんなに傷つくなんて!」と勝手に勘違いをして驚いている。「あの」ってなんだ「あの」って。


「殿下、どうか怒りをお納めください。誰もが社交界デビューを待ち望むほど、ウォーリアン嬢が美しく気品のあるレディであることは、殿下もご存知ではありませんか」


 まあ!

 リヴィオリヴィアは父が振る剣よりも早く顔を上げた。その速度に頭にくっつけたコサージュがぶっ飛んでいったが知るもんか。

 美しいレディ!!!!!

 しかも気品があると! おっしゃった!!!


 外で剣を持って走り回りたいリヴィオリヴィアが母のように振る舞うには、そりゃあもう血が滲むような鍛錬が必要であった。それでも隠しきれないリヴィオリヴィアの気性を知らぬではあるまいに。なんて心が広いのだろう。

 まるで、自分の努力ごとまるっと認めてくれているかのようではないか。

 感動に打ち震えるリヴィオリヴィアの前で、ああ、なんと幸運なことか。



 ついに爆弾が落とされた。







お久しぶりです……!

いつも見てくださっている皆様、悪ふざけにもお付き合いくださり有難うございます。

今年のえげつない梅雨と暑さに耐えきれず、社会生活を送るだけでやっと状態でしたが、ようやくPCの前に座っています。

本編はちょっとお休みですが、後編もまた読んでいただけましたら嬉しいです。


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表紙絵
書籍2巻発売中です!
たくさんの応援有難うございます!

巻末と電子限定の書きおろしは、
両方を読んでいただくとより楽しめる仕様にしてみました。
ぜひお手に取っていただけましたら嬉しいです。
よろしくお願い致します!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 男女逆でもとても面白そう。 絶世の美女が王妃で武力の後ろだてもあってソフィーストが頭脳で支える盤石の体制なのに何がいったい不満なのかこの馬鹿王子はって周囲の大人は呆れかえっているんでしょう…
[良い点] 更新ありがたや。 毎日溶けるように暑くて飼い猫(長毛種)は液状化しています。飼い主もしかり。 100話目パラレルな二人も可愛い。 本編もお待ちしてます。
[一言] リヴィオリヴィアちゃん、無双の予感…!!(笑)
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