表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/60

蓋(懐かしの怪談ジョーク 木本葵ヴァージョン)

 私が高校生だった頃の話です。

 私は、勉強が好きではなく、学校で一番好きな時間と言えばお昼休憩。

 ワクワクしてお弁当を出して、蓋を開けてみると中身がありません。

 母が弁当を詰め忘れたかと思い、がっくりしましたが、良く見ると蓋にお弁当の中身が全部ごっそりくっついていました。


 それから数日経って、祖父が亡くなりました。

 葬儀の時、みんなに祖父とお別れをしてもらおうと、お棺の顔の部分が開かれました。

 そしてみんなが絶句しました。

 お棺の中には、何もないではありませんか。

 父や親族の男衆が慌ててお棺の蓋を取り外しました。

 良く見ると、お棺の蓋に祖父がぴったりとくっついていました。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ