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幽霊トンネル その一

関東某所のトンネルでなぞの事故が続発、幸い死者は出ていなかったのである。事故の原因に心霊現象がある。宗時、ジョージ、ボブ、アリスの4人が出動する様に命令がきた。


テープ「君たちに、トンネルの事故の調査と対策をやってもらいたい。トンネルの中で、豚を連れてって寝ると原因がわかるかも。トン寝るということでぇ」


まあ、それはそれで、事件の証言や写真をみている。


アリス「被害者Aは、深夜にトンネルに入ると白い靄に視界が覆われ霧が消えたらトンネルの壁から人が飛び出してきて、それを避けようとして事故にあった。被害者Bはトンネルから出ると白い服を着た髪の長い女性が急に飛び出してきて避けようとして事故にあった。その他の事例だと、中を首が飛んでぶつかってきた、トンネルの出口で首が落ちてきた。甲冑を着た首の無い武者がトンネル付近にいた等、証言はバラバラだけど深夜に事件は起こってるのが共有よ。」


宗時「真夜中の心霊トンネルか・・・。」


アリス「そのトンネルの上に昔処刑場があったのと、カスリーン台風で、上流から多くの人が流れ着いた場所がこの辺りだそうよ。トンネルの下に川が流れてるの」


ジョージ「Oh、いわくつきの場所を利用し、犯人が何か隠そうとして人が近づけさせない様に心霊現象に見せかけようとしたのでーは?」


ボブ「行ってみないと何も言えぬでござる。写真を見てるだけでは不審な点は見つからないでござるな。」



井上成吉「我が開発部が作成した、小型電界磁界測定器と、温度・赤外線を図ることのできるカメラを持ってってほしい。小型協力ライトもセットにつけておくよ。データは後で渡してね解析かけるから」


使い方の説明を受け、調査・対策に向かうのであった。

現地に到着、まだ昼間である。


アリス「私と宗時は、聞き取り調査をするね。ジョージとボブはトンネルと周辺の調査をよろしくぅ」


ジョージ「ボブの忍術は最高だからな。よし、我々が引き受けよう。」

ボブ「忍・忍」



宗時とアリスが民家を訪ねると、そこのじい様とばあ様が対応する。


アリス「この辺りのトンネルで事故が多発しているのはご存じでしょうか?」

住民のばあ様「あああ、あんだって?ちと耳が遠いもんだから」


アリス「トンネルで事故が多いけど何か知ってる?」


住民のばあ様「救急車が来るのは夜中だから、実には行って無いから分らんなぁ。あの辺は夜は危ないからなぁ」


宗時「トンネル周辺はいわくつきの場所と聞いたことがあるのですがそのあたりのお話をうかがえればありがたいのですが。」


住民のじい様「あそこらへんは、トンネルができる前から事故が多くてなぁ。川に車が飛び込んだり崖にぶつかったりしてたんだよ。トンネルを造るときにも事故が結構出てね。お祓いをして、トンネルの横に慰霊碑を造ってから事故は起こらなくなったんだけなぁ。」


住民のばあ様「トンネルの上は昔処刑場があって夜になると処刑された人の幽霊が出るって有名な話だよ。昔大雨が降ると川に流された人が流れ着くのがその周辺だったって聞いた事があるのよ」


住民のじい様「そだそだ、カスリーン台風のときはすごかったぞ。水が引いた後、上流から流れてきた木や建物などが無残な姿であったのはおぼえれるなぁ。親の話だったが明治の台風の時、上流の学校や橋、建物が流されたことがあったって言ってたなぁ。」




ボブと、ジョージはトンネル内部を計測器で計測中

ボブ「見通しの良い道路なので事故が起きそうな要素はなさそうでござるな。」


ジョージ「磁気の乱れが見受けられるけど、サーモグラフィーは・・・」


ジョージが固まったと思ったら大声をだした。


ジョージ「OH,NO。何もないところに熱源がいくつもあって動いてるよぉ。どおなってるの?」


ボブ「どーしたでござるか?ぬ、これは・・・」


ジョージとボブは驚くのであった。


ボブ「ジョージ、トンネルの外の調査をしましょうでござるでござる。」


ジョージ「そ、そうでござるな。」


トンネルの外も調べると。トンネルの山に大きく磁場が乱れるところがあり、処刑場後の碑もあったのだった。


ジョージ「ここを、サーモグラフィーでとってみましょ。」

ジョージが機械をそうさするも、機械が動かず故障したのであった。


ジョージ「この最新の機械が動かないとは、よっぽど強力な電磁波があるのでは?」

ボブ「送電線は、この辺りにはないでござるし、電波塔もだいでござるが・・・」


二人は、この現象は幽霊の仕業かと震えるのであった。

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